惜しまれつつも、26年の歴史に幕を下ろした名古屋鉄道の資料館ですが、どうも鉄道ファンなら誰もが知るあの「枇杷島デルタ」へ移設されているのではないか?という情報が入ってきています。
情報はこのツイートから。道路占用許可書類に「教習所・資料館移転に伴う西枇杷島建物改修工事」と書かれています。元請業者は名鉄EIエンジニア株式会社です。
あくまで「資料”庫”」の可能性も…
これまであった名鉄資料館は、とにかく立地が悪くアクセス難だったのがデメリットでした。
・場所は岐阜県の可児市にあり、鉄道だと名鉄広見線の「日本ライン今渡」駅から徒歩25分という僻地っぷり。
・更に開館時間は平日の10~12時・13~17時のみと、行ける気が全くしない鬼畜スケジュール。
これだと車がない限り、行きたくても行けないといった状況でした。
今回、資料館機能がそっくりそのまま名古屋に近い枇杷島へ移転するのなら嬉しいことではありますが、昨年のニュースや公式サイトの案内で「閉館」としていたから、資料館として公開するのではなく単に「資料庫」として非公開の方針という可能性もあります。
2020年12月25日(金)をもちまして、閉館いたしました。
開館以来長きに亘り、多くの皆さまにご来館いただきましたこと、深く御礼申し上げます。
なお、現在名鉄資料館に保存している資料については、今後、当社資料倉庫にて保管する予定です。出典:https://www.meitetsu.co.jp/recommend/library/
果たして結果はどうなるのか、しばらく動向をチェックしていきたいところですね。
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