JR東日本は、大晦日～元日に計画していた終夜運転の運転を取りやめると発表しました。小池都知事他関東圏自治体からの要請や、コロナウイルスが再拡大している現状を鑑みたものとしています。
関西圏でもJR西日本や大阪メトロなどで一旦は発表した終夜運転・終電延長の撤回を発表しており、全国的にも終夜運転をする事業者の方が稀な状況になりつつあります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため国・関係自治体から要請を受けたことを踏まえ、あわせて昨今の感染拡大の状況にも鑑み、大晦日から元旦にかけて計画しておりました終夜運転等については、取りやめることといたします。
出典：東日本旅客鉄道株式会社「大晦日の終夜運転取りやめについて」
同社は「大晦日～元旦にかけて臨時列車の詳しい運転計画については、改めてお知らせする」としていることから、終電延長などで対応数するものと予想されます。
終夜運転をする事業者
終夜運転を行う鉄道事業者は、これで東京メトロ・京急・京成の3社のみとなりました。
従来終夜運転を行うとしていた埼玉高速鉄道や水間鉄道も、同じく埼玉県・国土交通省からの中止要請を踏まえて撤回を発表。
他事事業者もこれに倣う可能性があるとすると、終夜運転を行う事業者がゼロという可能性も浮上してきました。
１２月１７日、国土交通省より「終夜運転の自粛」の御要請があり、弊社と致しまして、断腸の思いではありますが、本年に関して中止を決めさせて頂きました。
決して密になるとの予想は致しておらず、水間寺への参詣鉄道として、主に地元の方々に最低限の足を確保する事と致しておりましたが、静かな年末年始を過ごす為にも、要請に応じる事となりました。出典：http://www.suitetsu.com/event/2020.12.18syuuyatyuushi.pdf
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