水間鉄道は、2020年大晦日から元旦にかけて終夜運転を実施すると発表しました。
今年は各社ともにコロナウイルスの影響で終夜運転を実施しない事業者が増え、大阪メトロも終夜運転を撤回した中、関西圏では唯一の終夜運転実施事業者となります。
【12/18追記】国土交通省からの要請により、中止されることが発表されました。
12月17日、国土交通省より「終夜運転の自粛」の御要請があり、弊社と致しまして、断腸の思いではありますが、本年に関して中止を決めさせて頂きました。
決して密になるとの予想は致しておらず、水間寺への参詣鉄道として、主に地元の方々に最低限の足を確保する事と致しておりましたが、静かな年末年始を過ごす為にも、要請に応じる事となりました。出典:http://www.suitetsu.com/event/2020.12.18syuuyatyuushi.pdf
(以下は発表時の記事です、)
水間鉄道は沿線に大きなお寺である水間観音を抱え、参拝客も多く正月はかきいれ時。
かつ全線の所要時間が15分程度と路線規模がそこまで大きくないことから、終夜運転に踏み切ったものと思われます。
運行ダイヤ
終夜運転のダイヤは、0時~4時40分まで30-40分サイクル。8往復が臨時で増便されます。
出典:水間鉄道株式会社「大晦日終夜運転のお知らせ」
始発列車は5時55分(貝塚基準)であることから、4-5時台のみ1時間程度間が開くことになります。
貝塚で接続する南海電車は、難波からくる普通臨時列車が2時(難波基準)で終了しますが、乗客は果たしてどの程度いるのでしょうか…。
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