旧梅田貨物駅跡地にて2023年開業予定である「なにわ筋線 JR大阪駅」の工事が進んでいます。
これまでは「うめきた」「北梅田」などと仮称で呼ばれていましたが、今年3月に「大阪駅になる」と正式決定がなされました。 大阪駅とは150mの距離で、改札内での乗換連絡となります。
駅工事は「東海道線支線駅部T新設他工事」という名称のようで、大鉄工業・清水建設のJVが担当しています。
前回は2018年7月に訪れていましたが、今回2年ぶりに現地の様子を見てきました。
時系列
2017年5月に訪れた際の様子。
2018年5月の様子。
そして今回訪れた際の様子です。奥側の掘削はほとんど終わって埋め戻され、手前側もあともう少しで蓋が完了…というところまで来ているようですね。
工事部分拡大。なにわ筋線梅田駅は、2面4線のホームとなる予定です。
JRなにわ筋線 大阪駅(旧称:うめきた)概要
この新しい大阪駅は、まず2023年に新大阪方向からの路線として開業。
その後2031年にはJR難波までを結ぶ「なにわ筋線」の開業に伴い、関西空港・和歌山方面へのアクセス路線となる予定です。
JRとしては、西日本一の主要駅で乗降客数世界ランキング4位の「大阪・梅田」からの乗客を取りこぼしている状況だけに、この新しい大阪駅は経営上重要な意味を持ちます。
今回の新駅が大阪駅として開業することで、新駅を経由する「はるか・くろしお」が大阪駅に停車すると宣伝可能になるメリットもあります。
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