泉北高速・京阪と続いて、いよいよJR西日本も…?
公式発表はないものの、日刊工業新聞がスクープとして報じています。
JR西日本は在来線「新快速」運転区間を念頭に、有料座席車導入の検討を始めた。運行形態や車両などを詰め、2022年度までの実現を目指す。鉄道各社は料金収入増も狙えることから、大都市近郊路線で快適に移動できる有料座席車の導入を加速させている。
新快速に…ではなく「新快速の運転区間…」書かれていることから、223系・225系に付随車を差し込むのではなく、専用の新車両を用意するのでしょうか?
「本当に価値のあるもの」だけにお金を払う関西人の心を掴めるか
泉北ライナーから始まった、ここ最近の関西私鉄における座席指定車両。
前評判は「関西人はケチだからそういうものにカネを使わない」なんて言われていましたが、実際はどちらも評判や利用実績は上々。
これはおそらく先程の「ケチだから~」という点を鵜呑みにして見誤ってるんですよね。
関西人は「本当に価値のあるものならバンバンお金を払う」んですよ。
このあたりは、ぷにぷにさんが的確なツイートをされていたのでご紹介します。
近鉄や南海で昔から有料特急が走っていたのに「ケチな関西で有料列車は流行らない!」なんて言ってた人。
泉北ライナー、京阪プレミアムカー・ライナー、そして新快速。
関西の「ケチ」を勘違いしてる。
関西の「ケチ」=「価値の無いものには絶対お金を出さない(けど価値があればサッと支払う)」だぞ。 pic.twitter.com/QasrUEbHWH— ぷにぷに (@punitter39) June 4, 2018
特に京阪プレミアムカーはあれだけの豪華装備で500円ですから、京阪ユーザーの心をガッチリと掴み、2億6千万円もの営業収益の大幅な向上に寄与しています。
さて、JR西日本もこの心理を熟知し、価値のあるものを提供できるのでしょうか。注目です。