【近鉄】2020年2月より全車禁煙化を発表…12200系は2020年度末で特急運用から除外へ

【近鉄】2020年2月より全車禁煙化を発表…12200系は2020年度末で特急運用から除外へ

近畿日本鉄道は、特急車で現在も運行を続けている喫煙車両について、2020年2月1日から全車禁煙化することを発表しました。

この兼ね合いで、喫煙室のない「青の交響曲」及び12200系については2020年度中は全席禁煙化を行う予定で、12200系については年度末に特急運用から外れるとのことです。

禁煙化については、国の定める「改正健康増進法」によるものです。

 

近鉄では、2020年2月1日(土)より特急列車の座席を全席禁煙にします。以後タバコは喫煙室でお吸いいただくことになります。
当社では、これまで特急車両に順次喫煙室を設置し、全席禁煙化工事を進めてまいりましたが、このたび大半の列車で喫煙室の設置された車両で運行可能になるまで工事が進展してきたこと、また2020年4月1日施行の改正健康増進法を踏まえて、今回の全席禁煙化を実施するものです。なお、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」、および一部の特急車両(12200系:紺とオレンジの車体カラーの車両)は喫煙室のない編成となります。
また、これにあわせて地下区間や駅全体が屋根に覆われたターミナル駅を、特急列車の喫煙室を使用できない区間・箇所に設定します。

出典:https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/zennkinnenn.pdf

 

 

12200系はどうなる?

12200系の動向に関する「特急列車の運用から外す」の一文が、果たして列車そのものの引退を意味するのか、はたまた「かぎろひ」「青の交響曲」のような特別列車への転向を意味するのかはまだ定かではありません。

12200系は1970年の登場で、来年製造から50年を迎えます。

近鉄特急が走る大阪線・名古屋線系統については、2020年3月からの「ひのとり」導入に伴い、運用に若干の余裕が出来ることが背景にあると思われます。

 

余談ながら、南大阪線で活躍する特急車両としてはかなり古参の16000系(1965年登場)については、なんといつの間にか喫煙ルーム増設工事が行われていたようで、車体塗装の更新もありまだまだ使うようですね(白目)

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