撮影：もぐら様
近畿日本鉄道の団体専用列車である15200系「あおぞらⅡ号」（PN04編成）が廃車のため、陸送搬出されたようです。
同車はあおぞら号の中では唯一「初代あおぞら」の塗装を受け継いだリバイバルカラーで走っていましたが、1月27日に高安検車区へと回送され、その動向が注目されていました。
近鉄では、種車である12200系「スナックカー」の引退がマスコミに取り上げられるほどのトピックとなりましたが、その影で12200系から改造されたこの車両も役目を終え、ひっそりと廃車されていきました。
唯一のクリーム色
森ノ宮駅前を牽引されるPN04編成。高安検車区から中央大通を経由して阿波座方面へと向かいます。 撮影：もぐら様
車体部分をアップで。 撮影：もぐら様
先頭車の顔部分はブルーシートで覆われていました。 撮影：もぐら様
あおぞら号とは
撮影：鉄道プレス編集部
「あおぞら」号は、修学旅行生が利用する団体列車としては定番の車両です。楽しい思い出を作られた方も多いのではないでしょうか（私もその一人です）
その名の通り爽やかなスカイブルーが目を引きますが、このPN04編成のみは初代あおぞら（20100系）の塗装であるクリーム色に赤色を受け継いで竣工。唯一の存在でした。
2013年に12200系12231Fを改造して作られたPN04編成は、7年に渡って団体専用列車として活躍してきました。
関連リンク
