2019年の公示地価(1月1日時点)で全国の商業地の上昇率トップ10地点のうち、関西は大阪市、京都市の計7地点が占めた。インバウンド(訪日外国人)の勢いやオフィス需要が地価を押し上げる。2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の舞台となる大阪市の湾岸部は下落から上昇に転じる地域が出てきた。
出典:「大阪・都心から湾岸へ 地価上昇、万博・IR期待先行 」日本経済新聞、2019年3月19日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42656590Z10C19A3LKA000/
利便性の高い大阪メトロの御堂筋線、同線と接続する北大阪急行電鉄の沿線で上昇が顕著となっている。
大型商業施設「みのおキューズモール」(大阪府箕面市)。北に約500メートルの住宅地が上昇率19・3%と、大阪圏の住宅地で上昇率トップとなった。地価を押し上げたのは、北大阪急行の延伸だ。近くでは新駅「箕面萱野駅」が2020年度中に開業予定で、始発駅としての人気が高まっている。同様に御堂筋線の南側の始発駅、なかもず駅(堺市北区)付近が7・4%上昇した(中略)
2025年の「大阪・関西万博」開催地で統合型リゾート施設(IR)の誘致も進む夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の開発も、地価上昇の機運を高めそうだ。付近の同市港区などでは「IR施設の従業員住宅を想定した物件の引き合いが出ている」(不動産業者)という。
出典:https://www.sankeibiz.jp/business/news/190319/bsc1903192300024-n1.htm
地価公示の全国上昇率トップ10(商業地)のうち4地点が大阪。特に新大阪のランクインがアツい!鉄道網の充実とそれに伴う再開発への期待の現れ
1 日本橋(黒門市場・千成屋)
2 茶屋町(エスパシオン梅田ビル)
3 北区芝田(芝田町ビル)
4 淀川区宮原(新大阪第一生命ビル) pic.twitter.com/BvRRE0cPhE— shoken@ビル景 (@bbbuilding100) March 19, 2019
御堂筋は再開発が進む
御堂筋については再開発が進んでいます。2018年には淀屋橋にある三菱UFJのビルや難波になんばスカイオがオープン。さらに今年からはパソナビルやダイビルなどが建て替えに入っています。
ダイビルも建て替えが決まりましたね。
で、なぜかこういう話をすると、大阪外に住む人達からの「大阪らしさがなくなる…」だとか、まるで大阪の発展を素直に喜べないような声を聞くのですが、
ぶっちゃけ住んでる当事者としては余所者からのそういう声はノイズであり、迷惑千万です。そういう方が住むところが同じように言われたら嫌じゃないですか?私は嫌ですよ
参考文献
大阪府「平成31年地価公示の結果について」
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5113/00017855/houdousiryou.pdf