公式リリースはまだですが、名古屋がお膝元の中日新聞が報じています。もし完了すれば名古屋市営地下鉄の全路線につくことになります。
駅利用者の線路への転落を防止する可動式ホーム柵(ホームドア)について、名古屋市交通局と名古屋鉄道が市営地下鉄鶴舞線の全駅設置に向け、調整を始めたことが分かった。二〇二一年度以降の事業化を目指す。鶴舞線は車両の形状が異なる名鉄線が乗り入れるため、市と名鉄は設置が困難と説明してきたが、さまざまなドアタイプの車両に合わせられる新型ホームドアを導入して対応する。設置が完了すれば、名古屋市営地下鉄の全九十九駅に整備されることになる。
出典:『中日新聞プラス』 2018年9月1日朝刊
名古屋市営地下鉄のホームドアは現在、上飯田線・桜通線・東山線に設置済、名城線・名港線についても2020年度の設置を目指しています。
名鉄をどうする?
この中で最後となった鶴舞線だけは、乗り入れる名鉄車両との兼ね合いからなのか導入が遅れていました。
現在運用されているのは、1979年~1993年製の名鉄100系、1994年製の200系と、やや古い顔つきながらも製造年度は30年~40年程度であることがわかります。
このうち初年度に製造された111~115Fについては製造後40年が経過しますが、5年ほど前にVVVFインバータ化工事が完了していることから引き続き継続使用する意思があるものと思われます。