先日高野線に8300系が投入されていることを書きましたが、その玉突きとして6000系の廃車がはじまりました。今回廃車となったのは、6035F(6035-6915-6818-6036)です。
南海6000系はその強靭なステンレスのボディから、製造後57年が経っても一両も廃車を出していない稀有な形式でした。
屋根上機器が取り外され…
パンタグラフや屋根上機器が取り外され、陸送待機中の6300系。この編成は4両ですが、既に難波方の2両(6035-6621)はどこかへと陸送された後のようでした。
「6036」のナンバープレートが見えます。おそらく隣の中間車は6622号車と思われます。
また、中間車では床材を剥がしたような様子が伺えました。
確定事項のように流れていたが…
以前お伝えした通り、今年度は30両が投入される運びとなっており、それにあわせて6000系も廃車が進むと見込まれます。
Twitterでは(恐らく内部情報関係者筋から)「廃車である」との話が確定事項のように広まっていましたが、当サイトでは確信となる根拠がなく信憑性に欠けていたことから、これまで扱っていませんでした。
しかし、機器類が取り外されているのを今回確認したことから、記事として取り上げました。
今回、8300系がこの代替として現在試運転を行っている最中の模様です。
廃車編成
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