出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180606_2.pdf
南海電鉄は極楽橋〜高野山間にかかるケーブルカー(南海鋼索線)を、1964年以来54年ぶりにリニューアルする事を発表していますが、この度新しい車両のデザインが公開されました。
出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180606_2.pdf
カラーは先代と同じく、高野線で運行されている30000系・31000系、2300系などの「高野山」をイメージした赤色に、1号車は白、2号車はオレンジの差し色が入るようです。
製造は日本ケーブル株式会社、新型客車はスイスの「CWA社」が製造を担当。
これまでは日立製作所製のコ11・21形が担当していました。
今回の新造では、1964年(昭和39年)に製造され、昭和から平成の時代に霊峰・高野 山へのアクセスを支えてきた車両が、次の時代への節目に、54年ぶりに生まれ変わります。 地域の生活に根ざしながら、観光地としても人気が高い高野山への輸送を担うケーブルカー として、「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」の3つをコンセプトとしました。
(中略)
ア、外装デザイン
客車部分の製造は、スイスのキャビンメーカー「CWA社」が手掛け、欧州風の流 線形が特徴的な車体に、高野山・壇上伽藍の根本大塔を想起させる朱色をコンセプト カラーとして採用。海外からのお客さまが増加し、国際性豊かな高野山のイメージと つながる「和洋折衷」のデザインとします。 また朱色は、ケーブルカーまでの高野山アクセスを担う、特急「こうや」、こうや花 鉄道を運行する「天空」、「2300系」にも採用されており、高野線全体で聖地・高 野山への旅の期待感を醸成します。
イ、眺望性の向上
従来の車両に比べて、大型の窓ガラスを採用し、高野山駅までの道中、四季折々の 景色を車窓から楽しむことができます。特に車両前面は大型の曲面ガラスとし、斜面 を自らが実際に登り下りしているような臨場感を味わうことができます。
出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180606_2.pdf
尚、今回の新造にあたって2018年11月26日(月)~2019年2月下旬まで、ケーブルカーを運休してバス代行輸送を行う模様です。
新形式名は伝統の「コ」を引き継ぐのか、はたまた全く新しい新形式名になるのか…注目ですね
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