北神急行電鉄のPRキャラクターとして人気を博していたキャラクター「北神弓子さん」ですが、神戸市交通局の発表で神戸市交通局に移籍(続投)することが明らかになりました。
同キャラクターは北神急行の顔役ともいえる存在で、神戸市営地下鉄化による去就が注目されていました。
3年で600万円の経済効果
北神急行電鉄のPRキャラクター「北神弓子」は、2020年6月1日北神急行線市営化に伴い、神戸市営地下鉄北神線のPRキャラクターとなります。
出典:神戸市交通局「マスコットキャラクターの使用ガイドライン」
北神弓子さんは2014年にイラストレーター「こぞのさとし」氏が手がけられて誕生。
これまでは「神戸市北区の神に仕える巫女で、北神急行の守り神」という設定から神職のようなデザインで、頭に北神急行のロゴマークが入った髪飾り(?)がついていましたが、神戸市交通局に移籍することでフォーマルな制服スタイルとなっています。
このキャラのおかげで関連グッズの売上が3年間で600万円近く伸び、名実ともに北神急行電鉄を支えるPRキャラになりました。
26年10月から各地のイベントでキーホルダーやクリアファイルなどのグッズ販売を開始。半年で約100万円を売り上げた。
その後はさらに認知が広がり、関連グッズの売り上げは27年度で約180万円、28年度で370万円と順調に伸びている。
出典:https://www.sankei.com/west/news/180429/wst1804290002-n3.html
「北神」の名前も、そのまま残ることになったようですね。
鉄道事業者の公営化は過去にOTS→大阪市交通局の例がありますが、PRキャラクターの処遇については前例がなく、企業の合併でどうなるかが注目されていました。
前述しましたが、3年間で600万円の売上を作るいわば「資産」として譲渡された形になるのでしょうか。
関連ツイート
過去ツイ参照ですが、私なりにうろちょろした結果、もちろん多くの方のご尽力のおかげで、しれっと北神弓子ちゃんが存続。https://t.co/2sNnqAsq2J
— 村上立真(神戸市会議員) (@tatsumaMURAKAMI) May 27, 2020