【まもなく】北神急行電鉄、最後の日。明日からは「神戸市営地下鉄北神線」へ

【まもなく】北神急行電鉄、最後の日。明日からは「神戸市営地下鉄北神線」へ

新神戸から谷上間を結ぶ北神急行電鉄。今日5月31日で最後の日を迎えます。

明日6月1日からは神戸市交通局へと吸収合併され、「市営化」することになるからです。最終列車は日付を越えた谷上駅0:15着の列車になります。

 

市営化するとどうなる?

最も顕著な変化は「運賃の低廉化」です。

北神急行電鉄は山岳トンネルの建設費を作る為の借金が莫大で、自社線の新神戸~谷上間の運賃でも370円、神戸市営地下鉄にまたがる三ノ宮~谷上間の運賃は550円となかなかの高額な設定となっていました。

 

これが、神戸市への一体化によって運賃が280円へと半額になり、神戸市民の移動にとってもメリットとなることから神戸市交通局が吸収することになりました。

 

車両は?

OTS_2

趣味的に見るとどう変化するでしょうか。かつて大阪でもOTSが大阪市交通局へと似たような事が起こったことがあります。

この例を見ると

・車両はしばらくそのまま運行、社紋のみが真っ先に取り替えられる
・谷町線へと転属、外観は22系へ
・車内化粧板はそのまま使用

となっていました。

ただ、北神急行の7000系の場合は登場から30年とそこそこの経年度合いであることや、神戸市営地下鉄の方でちょうど6000系への一斉車両更新の時期を迎えていることから、令和5年までにまとめて更新、廃車されることが決まっています。

 

その他

次いで、駅にある「北神急行」のロゴも順次交換されていきます。この辺りは「マルコ」看板を1年かけて交換してきた大阪メトロの例と似ていますね。

 

また、Webサイトについても事業終了後は削除されるものとみられます。お気に入りのページは保存しておきましょう。

 

 

キャラは?

北神急行には「北神弓子」さんというPRキャラがいました。

会社が変わるのでこういうキャラも終了となりがちですが、1年間で最高370万円の売上とそこそこの経済効果を生んでいたことや、なんと神戸の市議会議員さんが尽力されたことから続投が決定しました。

 

ただ、他のキャラ(兄の北神 往来、ノリノリス、ほくしんトン)については、残念ながら御役御免となることになりそうです。

 

 

 

そもそも何故消滅するのか?

北神急行が神戸市営化する理由や顛末については、神戸市交通局の事情に詳しいベンガル猫さんのブログをご覧になるのが最も簡単におわかりになるかと思いますのでそちらをご覧下さい。

 

 

北神急行の決算

北神急行の決算を見ていると、直近の第39期時点で純利益(黒字)額は1億3500万円、利益剰余金(これまでの借金)は▲279億1300万円でした。

単純に考えると、借金を返し終えるまで280年かかる計算になります。

 

ギャラリー

北神急行唯一の自社管理駅となる谷上駅。「北神急行」という大きなロゴが見られます。

谷上駅全景。…バス停のシェルターでその文字も見えませんね……。

駅構内。通常は4番線を使用し、5・6番線はラッシュ時のみの供用だったようです。

駅は神戸電鉄と対面乗り換え出来るようになっています。

北神急行の7000系。車両はおそらく神戸市営地下鉄2000系をモデルに製造されたものと思われます。

   

谷上駅を出発していく7000系。

 

 

 

 

関連リンク

【北神急行】北神弓子さん、神戸市交通局でも続投へ

【決算】北神急行電鉄、2017年度は1億3500万円の純利益(黒字)を計上

http://hanwa0724.livedoor.blog/archives/52244230.html

 

 



今週の鉄道イベント情報(Tetsudo.comより)

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