大阪モノレールを運営する「大阪高速鉄道株式会社」は、1990年6月に千里中央~南茨木間の路線開業から30周年を迎えます。
それを機に、よりわかりやすい名前である「大阪モノレール株式会社」へ社名を変更することを発表しました。
大阪高速鉄道株式会社は、1990 年 6 月に千里中央駅~南茨木駅間でのモノレールの営業を開始して以来、5 回にわたる延伸開業を経て、彩都 「国際文化公園都市 」を含む沿線地域と大阪国際空港および他社鉄道路線とを結ぶ公共交通機関としての役割を担ってまいりました。この間、多 くの皆 さまにご愛顧をいただき、おかげさまで 2020 年 6 月 1 日に開業 30 周年を迎えます。
これを機に、社名を、お客さまに親しみをもってお呼びいただいている愛称を用い、「大阪モノレ
ール株式会社 」へ変更いたしますので、お知らせします。出典:大阪高速鉄道株式会社「社名変更について」
大阪高速鉄道は、日本一長いモノレール路線(本線・21.2km)を持つ、大阪モノレールを運営する會社です。2029年に現在の門真市か瓜生堂駅まで更に南進して、益々路線長が長くなる予定です。
確かに「大阪高速鉄道」と言われても、何を示しているのかわかりにくいところはありますね。
鉄道ファンならわかるか…というとそうでもなく、そもそも大阪には「大阪高速鉄道(大阪モノレール)」の他、「大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)」があり、以前はこれにあわせて「大阪府都市開発(泉北高速鉄道)」など、「大阪+高速」というワードがゴロゴロあり、大阪府外の鉄道ファンには今ひとつわかりにくいものでした。
このように、愛称が社名になる例は比較的多く見られます。例えば「スタートトゥデイ」も、サービス名である「ZOZO」へと名前を変更しています。