徳島県南部で鉄道営業を行う阿佐海岸鉄道は、鉄道線路を走れるバス「DMV」の実現と日本初の導入に向けて、いよいよ今年度から動き始めています。
かつては室戸を経由して高知までの路線計画があった「阿佐線」の西部を受け継いだ阿佐海岸鉄道ですが、運営実態は1年の収入が900万円に対して支出が1億円程度あるなどかなり厳しく、打開策が練られています。
その方策として、室戸までを道路で走るDMVの導入を検討・発表していました。
その後具体的な動きがなかったものの、今年10月1日に甲浦駅舎改築下部工事としてDMV導入用の工事が始まることが公式サイトで発表され、17日には準備工事第一弾として電柱新設工事が始まる予定です。
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