北陸新幹線開業に伴い、福井県内のJR北陸本線を受け継ぐ第三セクター「ハピラインふくい」が、JRのダイヤ改正と同じタイミングでダイヤの発表を行いました。
これまでの特急がなくなり普通列車が退避する必要がなくなったことから、大幅な時短効果、および列車の運行本数も大きく増加するなど利便性爆上がりなダイヤになっています!
ダイヤの詳細
冒頭でも書いたように、JR時代のダイヤよりも大幅に利便性が向上しています。
具体的なポイントは以下の7つ。
・便利なパターンダイヤを導入
・福井→芦原温泉行き・敦賀行きの終電を繰り下げ
・IRいしかわ鉄道との相互直通運転を実施
・武生~福井間は毎時2本化(本数倍増)
・福井~金沢間の普通電車の所要時間が26分短縮
・敦賀~福井間で快速を8本設定。現行の特急「サンダーバード」並の所要時間40分
・越美北線列車は福井駅に乗り入れ
順に見ていきましょう。
・便利なパターンダイヤを導入
現行ダイヤでは特急列車を運行する関係で、普通列車の運行時間はバラバラですが、今回9~15時台にパターンダイヤを導入。
毎時同じ時間に電車がやってくることで、覚えやすく使いやすいダイヤ構成となります。
・福井→芦原温泉行き・敦賀行きの終電を繰り下げ
現行では福井発の最終電車は、芦原温泉行きで23:06発、敦賀行きで23:15発ですが、これをそれぞれ7~25分繰り下げます。
【現行ダイヤ】
芦原温泉行き:23:06発→23:31発に(25分繰り下げ)
敦賀行き:23:15発→23:22発(7分繰り下げ)
・IRいしかわ鉄道との相互直通運転を実施
ハピラインふくいの区間は敦賀~大聖寺までとなりますが、IRいしかわ鉄道との相互直通運転を実施。
敦賀~福井~金沢間で相互に列車が直通するようです。
・福井~金沢間は所要時間が26分短縮
これまでは特急電車の通過待ちで所要時間が多くかかっていましたが、これらがなくなることで大幅な時間短縮が行われます。
福井~金沢間:
→現行で1時間43分だったのを1時間17分に(26分短縮へ)
敦賀~福井間:
→現行で1時間9分だったのを50分に(19分短縮へ)
・快速は現行の特急「サンダーバード」並の40分を確保
朝4本、夕4本に新規設定される快速電車は、所要時間が敦賀~福井間で40分となりました。
現行の特急「サンダーバード」でも敦賀~福井間で30分程度なので、かなり驚異的なスピードです。
・越美北線列車は福井に乗り入れ
厳密には越美北線(JR)の区間は九頭竜湖・越前大野~越前花堂まで、越前花堂~福井間はハピラインふくいの別路線となりますが、移管後も全列車が福井駅まで直通するようです。
管理会社が違うことによる「区間ぶつ切り」のようなことにはならずに済みそうですね。
しれっと路線名も発表
ちなみに、新線の名前は「ハピラインふくい線」となります。
福井県民の皆さんにとっては、良いことづくめな今回の新体制。
当初は社名に困惑こそしたものの、蓋を開けてみるとかなり良好な運行体制となるようで、運行開始が非常に楽しみです!
関連リンク
参考文献
ハピラインふくい「開業ダイヤの概要について」