出典:東京臨海高速鉄道 1)
東京臨海高速鉄道(りんかい線)は、かねてから示唆されきた新型車両の詳細を発表しました。
形式名は「71-000(ななまんいっせん)形」となります!
2025年度下期(=2025年10月以降)にまず1編成が運行を開始し、2027年度上期中に全8編成80両を導入する計画です。
デザイン
出典:東京臨海高速鉄道 1)
インテリアは白をベースにグレー・ネイビーが入った都会っぽさをイメージしたカラーリング。座席はグレー・ブルーの2色配置となりました。妻面の木目調は先代の70-000形を受け継いでいます。
車体の形状を見るに、J-TRECの「Sustina」っぽい作りですね。
出典:東京臨海高速鉄道 1)
車体はデザインは70-000形の丸みを継承しつつ、海・波といったおおらかさの象徴を採り入れています。
その他、デザインの詳細については以下の通り。
<エクステリアデザイン>
・外観デザインは、70-000 形の丸みのある面影を継承しながら、海や波のおおらかさを取り入れ、
前面上部のひさし形状が横方向への広がりを強調しています。
・前面のカラーリングは、70-000 形の色彩を継承しつつ、臨海副都心を訪れる皆様に、より親しみ
を感じていただけるよう「優しい微笑み」をイメージしました。
・側面のカラーリングは、ホームドアの高さを考慮して車両腰部から上部にかけて配置し、エメラ
ルドブルーのグラデーションで東京湾ウォーターフロントの水辺の空間を表現しています。出典:東京臨海高速鉄道 1)
全車置き換えへ
先代車両となる70-000形は製造年次が長い電車ですが、最も古い車両で1995年製のものが配備されています。
それらを含めて全8編成が所属していることから、今回の71-000形導入によって全車が置き換えられるものとみられます。70-000形全廃まで残り4・5年といったところですね。
71-000形は、
2022年度導入
▼
2024年度デビュー予定に延期
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2025年デビュー
と延期が続けられており、ようやく今回の本発表となりました。
関連リンク
参考文献
- 東京臨海高速鉄道「りんかい線に新型車両 71-000 形を導入します」