お台場を経由して大崎から埼京線と直通している東京臨海高速鉄道は、2021年度~2023年度における経営改革プランを発表しました。
その文章において、2024年から自社車両の新型車両への置換え・運行開始を行う予定であることが記載されています。
209系がベース
現在りんかい線に所属しているのは70-000形電車です。製造年次が長い車両ですが、最も古い車両で1995年製の車両があり、資料内でもこの車両の置換えについて示唆されています。
70-000形は209系をベースにした車両で、直通先のJR東日本と互換性のある設計を行うことで、新造費・保守費の削減を行っています。
今回導入される車両も、JR東日本の既存車両(E233系やE235系など)にあわせたものが導入されのでしょうか。
当初は…
以前の計画書によると、「新型車両は2022年度の導入を目指す」とされていました。
今回の計画書によると「2024年」と明示されていることから、当初計画よりも若干遅れがあったものと推測されます。
今後のタイムライン
・2021年度、2022年度…構造などの仕様を決定、新車の搬入、旧車の搬出方法の検討
・2023年度…運輸局へ手続きの完了、試運転・乗務員訓練を実施
・2024年度…デビュー予定
関連リンク
参考文献
東京臨海高速鉄道株式会社『経営改革プラン(2021 年度~2023 年度)』
東京臨海高速鉄道株式会社『経営改革プラン』
今週の鉄道イベント情報
Tetsudo.com 鉄道イベント 一覧