2024年秋に開催される「北陸デスティネーションキャンペーン（DC）」でお披露目予定のキハ189系観光列車。こちらは以前ご紹介しましたね。
このデビューに先駆け、2023年10-11月に敦賀～（京都丹後鉄道）～城崎温泉間において、通常のキハ189系を用いた団体臨時列車を設定するとの発表がありました！
この区間において直通列車が走るのは初めての試みとなります。
デスティネーションキャンペーン(DC)とは？
JR6社とその地域が一体となって実施する全国規模の観光キャンペーン。1978年に和歌山県と国鉄が「きらめく紀州路」キャンペーンを行ったのが端緒。
2024年秋は新幹線開業にあわせて北陸が選定されています。
運行概要
運行区間：敦賀～城崎温泉間
（経路：敦賀～[小浜線]～西舞鶴～[京都丹後鉄道]～豊岡～[山陰本線]～城崎温泉）
運転日：
【敦賀→城崎温泉】 2023年 10月7日・21日、11月4日・18日（土）
【城崎温泉→敦賀】 2023年 10月8日・22日、11月5日・19日（日）
停車駅：
【敦賀→城崎温泉】 敦賀10:40→美浜 or 十村→小浜11:51-12:11→若狭高浜12:34-13:18→西舞鶴13:44-14:01→宮津14:37-14:55→夕日ヶ浦木津温泉15:39-40→豊岡16:19-49→城崎温泉16:59
【城崎温泉→敦賀】 城崎温泉10:46→豊岡11:01-15→夕日ヶ浦木津温泉11:47→天橋立12:23-38→西舞鶴13:13-48→若狭本郷14:22-44→小浜15:00→上中15:11-22→敦賀16:10
※敦賀発の列車では、美浜か十村のどちらかに停車する列車があります。
タイムテーブルを見ると、かなりゆったりとしたダイヤであることがわかります。流石観光列車（のテスト）。
北陸DCと新幹線
出典：鉄道コム 2)
2024年秋のデスティネーションキャンペーンには、北陸新幹線の敦賀～金沢開業にあわせて北陸が選ばれています。
今回臨時の団体列車が走るルートは、新幹線の終着駅となる敦賀駅から最短で城崎温泉まで直通するルート。
このルートに、キハ189系を改造した観光列車が定期的に走行することになっています。
これまでは需要が見込まれないと判断されていたからか、小浜線の線路はあっても直通列車は設定されておらず、125系が淡々と走るルートでした。
新幹線が開業するとその駅だけでなく周辺地域へも良い影響が出るものですが、まさにそれを感じさせる一件ですね。
関連リンク
【JR西日本】キハ189系改造の新観光列車、2024年秋から運行へ
