近畿日本鉄道は、コロナウィルスによる利用減少を受けて減便していた全ての近鉄特急を10月2日から再開すると発表しました！
これまで運休していた特急電車は総本数118本にも及びます。
運転再開する特急電車の特急券は、9月23日午前5時半から発売開始です。
運休から復活する列車
近鉄では、京都～奈良間や大阪～伊勢志摩・吉野間などにおいて特急電車の減便を9月11日から実施。
特に京都～奈良間では、58本のうち51本を運休（運休率88％）するなど、極めて大胆な間引き運転を行っていました。
【減便されていた電車】
・大阪難波～名古屋（ひのとり・アーバンライナー）：72本中6本を運休（運休率8%）
・大阪～伊勢志摩（伊勢志摩ライナー等）：56本中15本を運休（運休率27%）
・名古屋～伊勢志摩：75本中13本を運休(運休率17%)
・京都～伊勢志摩：11本中5本を運休（運休率45%）
・大阪難波～奈良：17本中7本を運休（運休率41%）
・京都～奈良：58本中51本を運休（運休率88%）
・京都～橿原神宮前：55本中一0本を運休（運休率18%）
・大阪阿部野橋～吉野（さくらライナー等）：43本中11本を運休（運休率26%）
合計：運休本数118本、運休率30%
ひとまずは元通り…と言いたいところですが、近鉄は7月からダイヤそのものを大幅に修正した減便ダイヤを実施しており、コロナ前の完全復活まではまだ程遠い状況です。
ただ、ワクチン接種が進み10月から緊急事態宣言が開けることもあり、ひとまずは第一歩を踏み出せた形でしょうか。
関連リンク
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参考文献
近畿日本鉄道「運休しているすべての特急列車の運転を再開します 」
