地元新聞社の尾道新聞は、尾道市を走る第三セクター会社「おのみちバス」に早ければ来年4月からキャッシュレスサービスを導入すると報じています。
その導入サービスが近隣の広島都市圏で利用されている「PASPY」ではなく、なんと「ICOCA」であるようなのです。
何故ICOCAに?
元の情報は尾道市の議会である総務経済委員会から。コロナウィルスの影響で非接触決済サービスの需要が高まったことから導入が検討されているようです。
PASPYでなくICOCAなのは、国の補助制度と共にJR西日本のICOCAサービスのランニングコストが安価である点や、ターミナルであるJR尾道駅での乗換にそのまま利用できることもメリットとして挙げています。
また、PASPYの主力事業者である広島電鉄が撤退を匂わせていることからも、おのみちバスがPASPYではなくICOCAへ参入する理由であることが推測されます。
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参考文献
「尾道新聞」2021年9月17日付 第769号