線路や信号を検測する専用列車、キヤ141系気動車の編成表です。
2021年現在、2両編成2本が吹田総合車両所京都支所に配置されています。
所属車両基地:吹田総合車両所
運用路線:西日本各地の他、四国や北陸など幅広く運用
吹田総合車両所 所属
編成名 | 基本編成 (←下関 | 金沢→) | 竣工日 | 状態 | |
キヤ141-1 | キヤ141-1 – キクヤ141-2 | 2006 | 運用中 | |
キヤ141-2 | キヤ141-2 – キクヤ141-2 | 2006 | 運用中 | |
解説
気動車なのは、電化していない区間へも乗入れて検測を行うことが理由です。
その汎用性の高さを活かして、JR西日本はもちろんJR四国・JR九州などの隣接JR社や、IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道などの元JR西日本区間である第三セクター、歴史的経緯もJR西日本とまったく関連性がない富山地方鉄道にまで乗り入れた実績があります。
ちなみに、キヤ141形には「ドクターWEST(ウエスト)」という愛称があります。
元々はファンが呼んでいた愛称だったものを、後にJR西日本側がこの名称を追認する形で採用した経緯があります。
西向きに配置されるのがキヤ141形。
発電機室や測定室の他、検測が長期に渡ることも配慮して洋式トイレ・洗面所も設置されています。
東向きに設置されているのがキクヤ141形。こちらは測定室や休憩室が設置されています。