京阪京津線で活躍する800系は、現在京阪本線と同じくグリーンへの塗装変更が進んでいます。
2020年11月10日をもって、最後まで残った旧カラー編成である803-④-804編成の運行を終了するとリリースがありました。
また、これを記念して四宮車庫において旧塗装車と新塗装車を並べた撮影会(事前申し込み)を行うとのことです。
大津線800系の803-804旧塗装(11/10運転終了)と801-802新塗装の2編成を並べた撮影会を四宮車庫で開催します。
出典:https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/photosession-201108/
京都のハイテク電車
京津線で使用されている800系は、1997年に京都市営地下鉄東西線への乗り入れ対応車両として登場しました。
「路面電車・山岳鉄道・地下鉄」と区間ごとに全く性格が異なる路線を走る車両として有名で、全てに対応するためかなりの高コストをかけて導入された車両でもあります。
導入時には琵琶湖をイメージしたライトブルーと、京津線のイメージカラーである苅安色(かりやすいろ、薄い黄色のこと)をまとったデザインでしたが、2017年から京阪ブランド化の一環で本線と同じく深緑・黄緑・白のトリコロールカラーへの変更が進められていました。
足掛け3年をかけ、全8編成の塗装変更がまもなく完了しようとしています。