旅行中の時間は有限です。
旅において「大阪旅行で効率よく全ての会社を撮り鉄したい…!」と思う事、ありませんか?
あまり遠くまでいくと他が回れなくなりますし、限られた時間ではなかなか撮れませんよね。
かくいう私がそうで、先日東京旅行へ行った際に非常にそれを感じていました。
せっかくお金と時間をかけて来た旅行先…!出来れば効率よく様々な鉄道を撮影したい…!!
ということで、今日はそんな方向けに書いた「大阪撮り鉄旅に最適な撮影地リスト」をまとめてみました。
まず
基本的に
・遠くない
・地上で撮影できる
をモットーに、「都市部を出て次の優等列車が止まる駅まで」でピックアップしています。
JR西日本
桜ノ宮(大阪環状線・外回り)
観光客が最もよく通るであろう大阪駅は、残念ながら撮影には不向きな駅となっています。
ですので、一旦京橋・鶴橋方面行きの外回り電車に乗って2駅いった先にある桜ノ宮まで行ってみましょう。撮影地が現れます!
撮影対象列車は鶴橋・天王寺方面行きの列車で、撮影地は反対側である大阪行きホームになります。
ここは西日が差し込むので、昼~夕方あたりがベストでしょうか。南向きに走る電車なので朝でも撮れないことはありません。
桃谷(大阪環状線・外回り)
桜ノ宮から更に6駅先にある桃谷駅。ここも著名な撮影地ですね。ここも大阪行きホームからの撮影です。
近鉄が近い駅なので、近鉄へ行かれる・戻られるついでにもおすすめです。
塚本(JR神戸線・神戸方面行き)
大阪駅から1駅のお手軽撮影スポット。神戸方面行きの列車が撮影出来ます。撮影地も神戸方面行きホームからです。
また「サンダーバード」など大阪駅が終点の特急列車も、車庫へ入庫する為にこの駅を通るので撮影が可能です。
西向き行きの電車なので、正午を回ってから電車に日光が当たり始めますが、左側面は北向きになるので当たりません。
新大阪(JR京都線・大阪方面行き)
8番ホームから、京都→大阪方面行きの列車が撮影可能です。ここは主に9・10番線に到着する特急列車がメインになります。
新快速はここで見えるポイントで8番ホームへ転線するので、あまり撮影には向いていません。
大阪メトロ
新大阪(御堂筋線・なかもず行き)
新幹線との乗換駅である新大阪駅は、実は御堂筋線一のおすすめ撮影スポット。
なぜ新大阪かというと、御堂筋線は新大阪~天王寺間の区間便があるのでここより北は列車本数が半減し、撮影チャンスが減るからです。
また、北大阪急行の電車は必ず千里中央方面からやってくるので、この折返し線に入ることはありません。
撮影地はこんな感じで、ガラス越しでの撮影になります。
御堂筋線はバリエーションも豊富で、2020年10月現在
・30000系(全16編成)
・21系(全18編成)
・10A系(全7編成)
の3種類と、北大阪急行の
・8000形(全3編成)
・9000形(全4編成)
と多種多様な形式・編成が撮影できます。
ちなみに御堂筋線は西中島南方~江坂までが地上区間で、残りは地下区間となっています。
西中島南方(御堂筋線・なかもず行き)
新大阪駅から一駅南側にある西中島南方駅も、定番撮影スポット…なんですが、
撮影地が狭く現行ダイヤでは被ることが比較的多いので、確実さを求めるならあまりオススメできません。
中崎町(谷町線・八尾南行き)
谷町線は八尾南駅が唯一の地上区間ですが、梅田から40分近くと果てしなく遠いので地下での撮影でも構わないのなら中崎町がオススメです。
谷町線は22系(全27編成)と30000系(全13編成)がやってきます。
東梅田から1駅で乗客も少なく、かつ島式ホームなのでどちら行きの列車も撮影が簡単です。
京阪
京阪電車は、淀屋橋・中之島~天満橋と七条~出町柳が地下区間で、それ以外は全て高架区間となります。
今回は、快速急行の停車駅である守口市までを基準にしました。
野江(淀屋橋行き)
野江は主要駅である京橋・淀屋橋からも近い撮影地です。10分に1本普通列車がやってきます。
時刻表で参考になる駅は京橋(全種別停車)と守口市(急行までが停車)で、ここから計算すると所要時間が弾き出せます。
代表的な撮影地として最も近い野江を取り上げましたが、京橋~守口市間においては森小路以外の殆どの駅が撮影に適している場所となっています。
カーブなら土居、ストレートなら野江や関目などでしょうか。
守口市(出町柳行き)
朝方では唯一順光になる駅。京阪は出町柳方向が前パンタグラフなので、こちら側の方が映えます。
南海
本線は堺まで・高野線は堺東までを基準にしました。南海電鉄は全て地上区間です。
新今宮・天下茶屋
なんばを出てすぐ到着する準主要駅。全列車が停車します。
この2駅は南海本線・高野線が両方やってくるので退屈しません。
粉浜(関西空港・和歌山行き)
地元鉄道ファンも集う、南海本線の有名撮影地。なんばから本線の普通列車に乗って10分程度です。
作例のように微妙にカーブしていることから、午後を中心に日光が当たります。
帝塚山(極楽橋・橋本行き)
天下茶屋を出て2つ先の普通のみが停車する駅。大きくカーブする図が撮影できます。
尚、反対側のホームには出るには一度改札を出る必要があります。
近鉄大阪線・奈良線
近鉄は布施までを基準にしました。
大阪難波~上本町までが地下区間、残りは地上区間となります。
鶴橋(上本町・難波方面行き)
全列車が停車する近鉄のターミナル駅。奈良・名古屋方面行きの列車は撮影に向きませんが、反対の名古屋・奈良からやってくる列車が撮影対象です。
近鉄南大阪線
準急停車駅である河内松原までを基準にしました。南大阪線は全線が地上区間です。
河堀口
大阪阿部野橋から1つ先にある小さな駅。日本一高い「あべのハルカス」も構図に入ります。
時刻表から計算する際、大阪阿部野橋基準+2分で読みやすいのでオススメ。大阪阿部野橋行き列車でとりこぼしてもすぐに折り返しが撮影出来てリカバリーできるのも◎。
阪急
阪急は元総帥の小林一三氏が地下嫌いだったこともあるのか、花隈駅と京都河原町~大宮間だけが地下区間で、残りは地上区間となっています。
梅田(3線)
ぶっちゃけ、この梅田が最も手軽かつ撮りやすい駅かもしれません。
京都線・神戸線・宝塚線の主要3線の列車が入線し、様々な形式が労せず抑えられます。
京都線だけは、梅田まで行かない電車がある(天下茶屋行き)ので、その場合は次に紹介する上新庄まで行ってみましょう。
上新庄(京都線)
地下鉄堺筋線へ直通する列車がある影響で、梅田にこない電車もあります。その場合はこちらの上新庄がオススメ。
梅田行き・天下茶屋行き両方がやってきます。
阪神
尼崎までを基準にしました。阪神は大阪梅田・福島と、岩屋~元町間が地下区間です。
淀川(本線)
淀川駅は有名な撮影スポット…なのですが、すみません私は一度も撮影したことがありません。
大物(なんば線・本線)
なんば線ホーム
伝法(なんば線)
なんば線は、大阪難波~九条までが地下区間、九条~西九条がシェルターに覆われた区間なのでまともに撮影が出来ません。
ですので、その先にある伝法が撮影しやすい場所となっています。
ざっくりと書いてみたんですが、いかがでしたでしょうか。
ひとまず公開してみて、また需要がありそうなら追記していこうと思います!