富山地方鉄道の拠点「電鉄富山駅」は私鉄のターミナル駅としての風格を備えた、3面4線のホームを持つ富山地方鉄道一の駅です。
新幹線・あいの風とやま鉄道の富山駅はリニューアル済みとなっていますが、この電鉄富山駅はまだ旧来の駅舎が使用されています。
そんな電鉄富山駅も都市再開発によるリニューアルが富山市によって公示されているのですが、これがなかなか興味深い内容となっています
125mのロングホーム?
富山地方鉄道で使用されている車両は、元西武レッドアロー(20m)や京阪3000系(18.7m)車両、地鉄オリジナル車両(14760形・18.5m)など、おおよそ20m程度の車両がメイン。
富山地方鉄道は最長で3両編成なのですが、そうなると最低でも60m近くが必要となります。
そのホームなのですが、当初の計画では若干の余裕を見越してか80mのホームとなっていたところ、今月の計画変更でなんと125mへと延長されているようなのです。
これは、3両編成の列車が縦に2本並ぶほどのかなり長いホームになります。
出典:http://www.pref.toyama.jp/cms_press/2018/20180903/00026284.pdf、2018年9月25日閲覧
この図を見ていると、大きな道路(堀川線)を超えるところまでホームが伸びているようにみえます。
その他、駅舎の形状変更や、ホーム自体を北側に移設、駅舎にはエスカレーターを4基設置することが読み取れます。
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富山地方鉄道の一大プロジェクトともいえるこの電鉄富山駅の高架化リニューアル工事。果たしてどのような形になるのか、楽しみですね~!