嵐電(京福電気鉄道)の親会社である京阪ホールディングスは、リニューアルに向けて現在工事中の北野白梅町駅の完成予想図を公開しました。
それによると、あのターミナル然とした大きな駅舎は取り壊され、路面電車っぽい小さな停留場へと生まれ変わる様です。
また事前リリース通り、旧1番線であった部分にはバス停が整備され、乗換がしやすい構造となっています。
てっきり系列の京都バスが乗り入れるのかと思いきや、京都市バス102号系統が一部ルートを変更して乗り入れるとのことです。
今回のリニューアルは、嵐電天神川駅(2008 年)・撮影所前駅(2016 年)の新設、西院
駅の阪急西院駅との結節・バリアフリー化事業(2017 年)に続く、嵐電の交通ネットワ
ーク強化の一環として、駅とバス停との一体化により、嵐山エリアと金閣寺方面との
アクセスルートを明確化すると同時に利便性の向上を図ります。また、老朽化した駅舎(1958 年築)の解体、駅施設のバリアフリー化やトイレの美装および洋式化、駅前広場の整備を実施し、地域ならびに観光の拠点として、安心してご利用いただける駅としてリニューアルします。なお、当駅と他に今年度実施する御室仁和寺、宇多野、鳴滝各駅のバリアフリー化工事により、北野線全線のバリアフリー対応が完了いたします
大きな駅舎ともお別れ
現在の北野白梅町駅は、1958年に建てられた大きな駅舎が特長の、いかにもターミナル駅といった風格を持つ駅です。
今回のリニューアルでこの駅舎ともさよならですね。残念です。
また、1番線ホームがなくなってホーム容量が少なくなるからか、西方向へ30mホームを延伸するようです。2編成が停車出来るようにするのでしょうか…。