今日で京阪中之島線は開業から10周年を迎えました。1989年の鴨東線開業以来、約20年ぶりの新規路線です。
今後USJ方面・舞洲方面への延伸を示唆しており、これが実現すれば京都~USJ・舞洲の最短撮影距離路線となることから、将来性としては十分なものがあります。
開業を記念して今日は10年前当日の写真を集め、当時を振り返ってみます。
朝の天満橋駅
分岐駅となる天満橋駅にあったカウントダウンモニュメントです。当日なので「あと0日」となっています
朝早くにも関わらず、もうカメラを持った撮影者が。
8000系にも記念ヘッドマークが取り付けられていました。
初めての中之島線へ
中之島線へと進んでいきます。駅内には青帯の9000系や…
旧色の2400系も
中之島駅では小さな子供までがカメラを持って撮影していました。10年たった今、彼ももう大きくなったのでしょうね…
地上区間へ
場所は変わって守口市へ。中之島行きの快速急行がこの日初めて表示されました
3000系が通過していきます。現在では貫通扉部分にLCDモニタを埋め込み、顔が変わりました。
寝屋川市へ。駅名標がイレギュラーなタイプだった為に変更されないのかなと思いましたが、ここも現在ではCI変更による駅名標交換がなされています。
8000系もまだ旧色です。プレミアムカーを設定するなんて当時は思いもしませんでした
記念ヘッドマークは3000系にも。
特急枚方市行き
中之島線開業による白紙ダイヤ改正に伴って登場した6000系による淀屋橋発の枚方特急。
枚方市で中之島から来る3000系快速急行に接続するダイヤを取っていました。
いつもと変わらない淀屋橋駅。現在はあまり使われない2番線から常時列車が発車していました。
再び中之島線へ
時間はお昼。先程のモニュメントがもう撤去を始めていました
お昼ごろにもなると、初乗車をしようとする乗客で天満橋駅はこの賑わい!未だかつて天満橋2番ホームがこんなに賑わったことってあったでしょうか
データイムの中之島線のダイヤは、10分サイクルの線内各駅停車。30分おきに快速急行が、それ以外を区間急行が走行していました。
その他
渡辺橋駅に新たに開業した「MINAMO」は、通勤需要を見越した店舗が多数入っていましたが…中之島線利用者が壊滅的であったこともあり、このときあったテナントはアンスリー以外全て撤退しています。
蓬莱の社長もわざわざ来られていました。
渡辺橋駅は開業当時こそ今ひとつな成績だったものの、既存路線と競合するなにわ橋(北浜)・大江橋(淀屋橋)と比べると唯一乗降客数が現在プラスに転じています。
四つ橋線との乗換通路であるフェスティバルホール下は、改築工事前ということもあって無人に。
接続駅となった四つ橋線肥後橋駅では、京阪による大々的な広告が行われていました