結論からいうと、13000系20番代の6号車(淀屋橋方から2番目)にあります。
13000系のうち
元3000系中間車は、本線向けの7両編成として竣工した13000系20番代車両へ投入されています。
13000系はこの他、支線用の0番代、本線走行用かつ6両編成の30番代が存在します。
7両編成車は特急以外の優等列車、および普通電車など幅広く充当されています。
京阪で7両編成と8両編成が混在するのは、樟葉~出町柳間でホームの有効長が7両編成にしか対応していない駅があるためで、言い換えればこの区間内へ停車する電車は必ず7両編成になります。
20番代は21~27編成まで7本が投入されていますが、このうち13022Fのみは全て新造車で竣工しているので、22編成以外の
・13021F
・13023~27F
が3000系中間車が組み込まれている編成となります。
3000系の余剰中間車とは
3000系へのプレミアムカー投入に伴い、3000系では7号車にあたる3750形が余剰となりました。
元々6号車に入っていた3550形を7号車へ移動させ、そこへプレミアムカーを導入しています。
この車両を活用すべく、新造した13000系に「13850形」と改番させて挟み込んだのが今回の余剰中間車です。
外観上の違い。こちらが通常の13000系です。
そしてこちらが元3000系の13850形。窓や室内配色が完全に3000系のままですね。
車内も3000系時代のままのものが使用されており、1+2のクロスシートとなっています。
ロングシートが基本の13000系にとっては異色の存在です。