湖西線50周年を記念した記念列車を運行へ

湖西線50周年を記念した記念列車を運行へ

滋賀県の県議会にて、湖西線50周年を記念した各種イベントを計画していることが明らかになっています。

具体的には、開通記念日となる2024年7月20日に、記念式典の開催・記念列車を運行する意向が示されました!

三和啓司土木交通部長

「開通記念日の7月20日に、記念式典の開催・記念列車の運行・駅周辺における記念イベントの開催なそを計画しております。特に記念列車は京都から敦賀までの区間の運行を予定しておりまして、湖西線沿線の住民をはじめ多くの県民にご乗車いただくと共に、京阪神地域はもとより、北陸新幹線敦賀駅が開業いたします福井県からも沿線地域への誘客を行う予定としております。

また、継続的に取り組む事業といたしまして、地元の小学生がデザインしたヘッドマークを取り付けた車両を運行したり、湖西線をテーマに園児が描いた絵を車内や駅へ掲示すると共に、開通後50年の歴史を振り返る写真展の開催等も計画しております。」

出典:滋賀県議会 令和6年2月定例会議(本会議)

 

どの列車が起用される?

記念列車の形式については、今回の議会では言及がありませんでした。

そこで、10年前に行われた「湖西線40周年記念事業」を振り返ってみた所、当時の記念列車には大サロこと「サロンカーなにわ」が起用されていたようです。

当時の式典は、以下のスケジュールで行われました。

近江今津駅(13時5分)発~敦賀駅~近江今津駅
・近江今津駅での出発式(近江今津駅3番ホーム)
高島市長あいさつ
テープカット
高島高校吹奏楽部演奏
出発合図(近江今津駅長、ヘッドマークデザイン最優賞受賞者)
※注釈 記念号、市民号ともに乗車人数200名
◎記念号、市民号ともにDD51形ディーゼル機関車がサロンカー「なにわ」を牽引します。.

出典:JR西日本 2)

この時も、高島市在住の中学生がデザインしたヘッドマークを掲示しての運行が行われた他、近江今津駅で各種イベントが実施されました。

この前例を踏まえると、今回も「サロンカーなにわ」が登板する可能性が出てきますね…?

これ以外にも。地元小学生がデザインした記念HMを取り付けた列車を運行する…としており、223系に白羽の矢が立ちそうな雰囲気ですね。

 

関連リンク

【滋賀】0番ホームが出来た近江塩津駅を見てきました

【JR西日本】223系に新編成記号「P」が登場

 

参考文献

  1. 滋賀県議会 令和6年2月定例会議(本会議)
  2. JR西日本「JR湖西線 開通40周年記念イベントの開催について
  3. 中日新聞「JR湖西線50周年、滋賀県が7月20日に記念列車 京都―敦賀間で運行へ

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