かつて2020年まで阪神武庫川線で活躍していた、赤胴車7890号車。
URが引き取り武庫川団地の中に保存される…と当サイトでもお伝えしましたが、肝心の私がなかなか行けずじまいでした。
阪神タイガースが優勝し、武庫川線のタイガース電車を撮影しに武庫川線へ訪れたのですが、「そういえば…」と思い出したので足を伸ばして保存車を見に行くことにしました。
「武庫川団地駅」
武庫川線の保存車両は、武庫川団地前駅から少し離れたところに設置されています。
Googleマップでは「赤胴車のある広場」として登録されており、ナビが簡単になっています。
保存車は大きなホロ屋根で覆われていました。なかなか良い扱いですね…!
保存車両前には「武庫川団地」の駅名標も。
駅は「武庫川団地前」なので、わざわざこの為に新調したということになりますね
現地には保存車の説明掲示板も設置されていました。
7890号車は、元々1974年に阪神西大阪線(現在のなんば線)用に製造された車両です。
1986年に武庫川線用として改造されて投入、以後2020年まで30年近くにわたって武庫川線内を走行してきました。
車内の様子。基本的には引退時のまま残されているようですが、通路部分に机が新設されていました。
年に何度か「赤胴車マルシェ」というものが開催されているそうで、その時には中へ入ることが出来るようです。
反対側へ回ってみると、ホームを再現した広場が用意されていました!本当に「武庫川団地駅」があるかのようです。
次の予定があったのでほんの僅かだけの対面でしたが、ホロ屋根や駅ホームなど、思ったより凝った保存となっていることには驚きでした…!
日本一フィーバーで沸く阪神電車の撮影ついでに、皆さんも是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
場所
武庫川団地前駅からは少し距離があり、徒歩で約10分ほどです。