以前ご紹介した、大阪環状線玉造駅に残るガトリング砲の跡。
以前わかりやすいようにガトリング砲と書いたら、何故かめちゃくちゃ怒られたのもいい思い出です(?)
「機銃掃射」は用語として正しいのかもですが、一般的にはわかりづらい言葉なので今回の記事でも避けています。
これと同じように、戦後80年が経つ今でも当時の傷跡が残っている場所があります。
それが、神戸のJR三ノ宮駅です。
現地へ
2023年現在、三ノ宮駅は再開発工事中。あれだけ大きい建物だった駅舎が完全に消えてしまっています。
これはひょっとして銃撃の後も消えてるかな…とちょっと心配だったんですが……
ありました。普通に残ってました。
三ノ宮駅横の道路をまたぐガーター橋(加納町第1架道橋)に残されています。
この話はお世話になっているBEのぶさんのブログで初めて知ったのですが、1945年に三ノ宮へやってきたアメリカ軍の飛行機から打たれたガトリング砲……じゃない、銃撃の跡なんです。
穴のめくれが手前側(南側)へ向いているので、北から放たれていることがわかります。
このガーター橋、2018年に塗り直されて割とピカピカな状態。塗り直し時に穴も確認しているとは思いますが、強度的に問題がないためかそのまま存置されているようです。
それにしても、穴のめくれ部分まで丁寧に塗るのですねぇ…笑
現地は、さんちかビルとJR三ノ宮を結ぶ連絡通路から簡単に見れるポイントにあります。
神戸一等地ということもあって人の往来が激しい場所で、なかなか撮影には苦労しました…。
関連リンク
https://yonezawakoji.com/sannomiya-station_war_ruin/