まさかの…!!
川崎車両は、福岡市交通局にて導入が予定されれている空港線・箱崎線用新型車両108両を受注したと発表しました。受注額は約100億円です。
神戸にある本社工場で製造し、2024年度より順次納入するとしています。
日車や近車も応募
新車は、1981年に1本目が製造された1000N系の代替用に製造されます。
公営企業ということもあり、今回は公開入札での決定となりました。応募した企業は以下の通り。
事業者 | 入札価格 予定価格:120億8473万2000円 |
---|---|
川崎車両 | 99億4874万4000円 |
日本車輌製造 | 101億448万円 |
近畿車輛 | 101億4999万8400円 |
日立製作所 | 辞退 |
※入札日は2022年1月27日
※形式名はまだ公開されていません。
その他製造メーカー
車体製造以外の落札メーカーは以下の通り。
・行先表示機…交通電業社
・車内案内表示機…三菱電機
・列車制御装置…日立製作所
・主回路制御装置…三菱電機
・台車…住友商事
新車投入の経緯
空港線・箱崎線用の新車は、2018年11月に開催された福岡市地下鉄の経営戦略会の説明資料において示されたのが初出、1000N系18編成を一括で置き換える計画を有していました。
以前の入札データによると、01・02編成の納入は2024年4月1日~10月31日の間としており、その間に甲種輸送やトレーラ輸送などの何らかの手段で姪浜車両基地へと搬入されるものとみられます。
車体がお目見えするのは、2024年の1月ごろでしょうか。
関連リンク
参考文献
川崎重工業「福岡市交通局向け地下鉄車両を受注」
福岡市交通局「 福岡市地下鉄空港線・箱崎線新型車両車体製造」
福岡市交通局「福岡市地下鉄空港線・箱崎線新型車両用行先表示器外1件」
福岡市交通局「福岡市地下鉄空港線・箱崎線新型車両用車内案内表示装置外1件」
福岡市交通局「福岡市地下鉄空港線・箱崎線新型車両用主回路制御装置外2件」
福岡市交通局「福岡市地下鉄空港線・箱崎線新型車両用列車制御装置外1件」