東京メトロは、現在白金高輪駅までの南北線を品川駅へ、豊洲までの有楽町線を住吉駅へ延伸する事業許可を国土交通大臣に申請したと発表しました。
東京の南のターミナルでありながらこれまで地下鉄がなかった品川駅へ、初めて地下鉄が到達することになりそうです。
認可が降りた場合、東京メトロは開業目標年度を「2030年半ば」としています。
申請区間
申請したのは、南北線白金高輪駅～品川駅間の2.5kmと、有楽町線の豊洲～住吉間4.8km。
今回の建設で新設される品川駅は、東京メトロの地下鉄駅としては最も南に位置する駅となりそうです。（現在は目黒駅が最南端です。メトロ管理駅では白金台が最南端）
また、終点が目黒の南北線は途中の白金高輪から、同じく新木場が終点の有楽町線は豊洲からそれぞれ分岐する路線となります。
計画図を見る限りは、南北線に1駅、有楽町線に4駅が新たに設置されるようです。建設費は南北線が1310億円、有楽町線が2690億円を見込んでいます。
撮影：通勤特快//なんぴょん様
特に今回東海道新幹線と接続する品川駅は、これまでJR東日本・京急との接続しかなく、東京のターミナル駅で唯一地下鉄が接続しない駅となっていました。
南北線の品川への路線延伸で、六本木・溜池山王方面へのアクセスがグッと良くなります。
新しい地下鉄、楽しみですね！
関連リンク
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参考文献
1) 東京メトロ「有楽町線延伸（豊洲・住吉間）及び南北線延伸（品川・白金高輪間）の鉄道事業許可を申請しました。」
