渡月橋や竹林など、嵐山の風光明媚な風景をライトアップで彩る「京都・嵐山花灯路」。
17年にも及ぶ冬の京都の恒例イベントだったのですが、残念ながら今年2021年の12月19日をもって終了してしまうのだそうです。
これは元々の趣旨が秋と冬との観光客の差があったことによる集客という目的であったこと、京都市の財政事情が厳しくなってきたこと、そしてコロナウィルスの影響で企業からの協賛金が減少していることが理由です。
私自身としても写真撮影やデート、観光と何度も訪れた思い出深いイベントでした。
今日は、そんな終わってしまう嵐山花灯路を写真で振り返ってみようと思います。
嵐山駅前
嵐山を代表する渡月橋。
嵐山へは阪急と嵐電と2つのアクセス方法があります。この日は阪急で。
会場には京都嵯峨芸術大学の生徒さんが作った看板がありました。
渡月橋近くでは観光客用の人力車もスタンバイ。稼ぎ時です。
嵯峨野・竹林の道
嵐山花灯路で有名なのが。この嵯峨野一帯に広がる竹林のライトアップです。
観光客も多いので、スローシャッターで人を消そうとしてもご覧の有様…うーむ…。
ライトアップは白熱電球色の他、LEDを用いたブルーライトにもなったり。
若干丘高い場所があるので、そこから狙うとまだすっきりとした構図になります。
この写真のみ2009年。トロッコの駅からは結構歩いたように思います。行灯の照らす道が幻想的で今でもよく思い出します。