北総鉄道は「高 す ぎ る!」…ので、2022年秋に値下げへ

北総鉄道は「高 す ぎ る!」…ので、2022年秋に値下げへ

千葉県を走り京成スカイライナーも通過する北総鉄道が、2022年秋に値下げを行うとNHK・および千葉県知事のTwitter内にて明らかになっています。

 

 

北総の電車は高すぎる!!

…と、米倉涼子さんが叫びそうなほど、北総鉄道の運賃体系は非常に高額なものとなっています。

 

北総鉄道の料金表を見てみると、京成高砂から新柴又までは1駅(1.3km)にも関わらず210円と地下鉄並み。京成高砂から矢切までは2駅(3.2km)で310円とかなり高い設定です。

更に、現実的には自社線内だけで終わらず東京都心部へと通勤するケースが多く、千葉ニュータウン中央から東銀座(京成・地下鉄の2社乗り入れ)で1,150円と、ニュータウンから通勤するには非常に高額な価格設定となっています。

 

これは

・建設費用が非常に高額だったこと
・沿線の千葉ニュータウンの人口が少なかったこと(計画では34万人だったのに対し、1/3の10万人程度)

が理由に挙げられます。

また、東京都心部へは2社を通過する必要があることも、価格が高くなる理由です。

 

 

借金を返し終える

実は、2000年度から20年連続で黒字決算を弾き出すなど、北総鉄道の経営自体は好転しています。

 

2020年時点の決算では、黒字額(1年間に稼いだ額)が12億6100万円、累積損失(建設費などの借金総額)が▲31億5200万円となっています。

つまりこのペースを維持すると、2021年度には累積損失が▲18億9100万円、2022年度には▲6億3000万円…となり、2023年度決算を以て全ての借金を返し終えることになります。

 

純利益(1年の稼ぎ) 累積損失(借金総額)
2020年度(実績) 12億6100万円 ▲31億5200万円
2021年度(予想) 12億6100万円 ▲18億9100万円
2022年度(予想) 12億6100万円 ▲6億3000万円
2023年度(予想) 12億6100万円 +6億3100万円

 

NHKが報じるところでは2022年秋に値下げするとしているので、これよりも速いペースで借金を返し終える計算になったか、それとも財務諸表以外のところで見えないお金の動きがあったのか…。

値下げの具体的な金額ははっきりとしませんが、10円だけ…とかいうオチにならないことを祈ります。

 

 

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