JR東日本とJR東海は、2020年度における中間決算(2020年4月1日~9月30日までの収支)を発表しました。
これによりますとJR東日本は2643億円の赤字、JR東海は1135億円の赤字となり、売上高でも2019年度の半分にも届かないなど、深刻な状況です。
決算内容(JR東日本)
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
2020年度9月まで | 7872億円 | ▲2952億円 | ▲2643億円 |
2019年度9月まで | 1兆5188億円 | 2965億円 | 1885億円 |
上が2020年、下が2019年の数値です。
昨年の同じタイミングの時点では売上高1.5兆円・純利益(黒字額)1885億円を儲けていましたが、今年は売上高が約半分の0.7兆円、純損失(赤字額)が2643億円と昨年同期時点での利益が全て吹っ飛んでいます。
ちなみに以前お伝えしたように、JR東日本は今期の決算予想を「売上高1兆9300億円、純損失4180億円」としていますが、想定していたよりも少し損失額が大きくなりそうです。
決算内容(JR東海)
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
2020年度9月まで | 3378億円 | ▲1135億円 | ▲1135億円 |
2019年度9月まで | 9556億円 | 4068億円 | 2575億円 |
JR東海も同じく、昨年の同じタイミングで9556億円の売上高、純利益が2575億円ありました。
が、今年はタイトルにあるように売上高が半分にも届かず…いや1/3程度の3378億円、純損失が1135億円となっています。
関連リンク
参考文献
東日本旅客鉄道「2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」
東海旅客鉄道「令和3年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」