今年2月から新築されたホームでの供用を開始した阪堺恵美須町駅。3面2線の大ターミナルを持つ駅から1面1線の小規模な駅になりました。
一方で旧阪堺恵美須町駅については2月から長らく放置されてきましたが、9月末頃から解体工事が始まり、かなりのペースの速さで進んでいるようです。
先日の日曜日に、解体作業の様子を取材してきました。
圧倒的な解体ペース
掲示されている建設業の許可票を読むと、今回の解体工事は(やはり)グループ会社である南海辰村建設が担当されています。
「阪堺」の駅が「半壊」状態…とはまさにこの事(?)
工事概況。屋根は完全に取り払われ、残るは支柱のみの状態です。
また、手前側にあった乗務員詰め所については完全に除却されました。
今年2月時点での同じアングルでの様子。僅か半月ぐらいでここまで解体工事が進みました。
駅舎側
堺筋線との連絡口となる駅舎側を見てみましょう。ホーム部分についてはかなりのペースですが、こちらはまだ手つかずのままです。
2019年12月時点での、同じアングルからの様子。あまり変わりがありませんね。上の「タワーサイドホテル」の看板が若干投げやりになった程度でしょうか。
駅構内に入っていた「山本珈琲」は営業していませんでした…が、店内の電気はついており、中に人がまだいるようです。
一方「OH!MY BURGER」という、いかにも観光客向けのハンバーガー屋さんはシャッターを下ろしていました。
ただ、出前館のサイトによるとまだ営業自体は行われているようなので、取材に行ったこの日がたまたまそうだっただけかもしれません。
駅にあった発車標も中途半端に解体されていました。解体にあたっての作業手順が異なるのでしょうか…
関連リンク
【阪堺】恵美須町駅のリニューアル完了、供用開始
【2020.1】阪堺恵美須町駅の工事状況…駅舎工事が進む