出典:東京メトロプレスリリース
東京メトロは、半蔵門線で現在供用中の8000系車両を置き換える為、2021年上半期までに新型車両の18000系をデビューさせると発表しました。
8000系と同数の全19編成、10両・190両編成が導入される事となり、おそらく全車を置き換える見込みであると思われます。(2021年に全車廃車というわけではありません。)
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)は、約40年にわたり活躍している半蔵門線8000系に代わる新型車両18000系(19編成、計190両)を2021年度上半期より順次、営業開始いたします。
新型車両18000系は、伝統と新しさが交じり合う沿線の街を結び、これからも通勤、通学、ビジネス、そして観光など日々多くのお客様にご利用いただけるよう、従来の8000系や08系の端正な表情を受け継ぎ、車内空間を半蔵門線の路線カラーの色彩に同調させることで、親しみや活気が感じられるようなデザインにしています。
出典:東京メトロプレスリリース
これまでの半蔵門線用車両
今回置き換え予定の8000系は1981年から製造。現在は10両編成19本が在籍しており、今回の18000系による置き換え対象となります。
一方で08系は2003年に延伸用車両として登場。最後の「営団地下鉄製」車両です。こちらは10両編成6本が在籍しています。
これまで使用していた8000系・08系の事を「端正な表情」という文を用いて紹介している事からも、東京メトロの相当な愛情を感じます(笑)
車内の様子
出典:東京メトロプレスリリース
インテリアは半蔵門線のラインカラーと同じ系統の色を使う事で「明るさや活気を感じさせるデザインとした」と説明。
車内の貫通扉には、副都心線で使用される10000系から採用されている透明の大型ガラスを採用する事で、開放感ある車両としています。
東京メトロは、この他2020年下半期から有楽町線・副都心線向けの17000系投入も発表しており、今年末から来年にかけては新車ラッシュとなりそうですね。