【新鉄道ファン用語】「○○○○F」とは

鉄道車両を指す場合に「○○○○F」という簡易的な表現をする場合があります。FはFormation(編成)の意味で、確認できる限りではインターネットが普及し出してからの言葉です。

例えば大阪市営地下鉄の場合、谷町線30000系の11番目の車両のことは、車両前面に表示されている数字から「32611F」または反対側の「32911F」と書きます。

厳密に言えば「○○○○F編成」という書き方は、「編成」を2度使うことになるので正しくありません。

しかしながら言葉の意味は時代とともに変化していくので、あくまで原典を辿れば正しくないというだけで、今時の使い方として定着する場合もなくはありません。

また、あくまで「○○○○F」は俗称であり、正式な場で書く必要がある場合は「○○系○○編成」と書くのが一般的です。

 

阪急の場合

阪急の場合は少し事情が異なり、「C#○○○○」と書きます。C#は「カーナンバー」のことを表します。

阪急電鉄公式Twitterがこう書かれているので、おそらくは内部公式のものです。

何故阪急だけこういう表記の仕方をするのかはよくわかりませんが、原則的に阪急独自の書き方であり、他社においてこういう書き方をすることに不快感を示される方もいらっしゃるので、注意が必要です。

 

近鉄の場合

近鉄の場合は更に事情が異なり、「電算記号」と呼ばれるアルファベット2文字と、下2桁の数字で編成を表します。

例えば中央線と直通している近鉄7000系・7020系の電算記号は「HL」です。7000系08編成の場合、呼び方は「HL08」となります。

どういう理由で命名されているのかは不明ですが、有名どころを取り上げると以下の電算記号が付与されています。

アーバンライナー(21000系・21020系):UL
さくらライナー:SL
伊勢志摩ライナー:ISL
しまかぜ:SV

7000系・7020系(大阪市営地下鉄中央線乗り入れ車):HL
3200系・3220系(京都市営地下鉄烏丸線乗り入れ車):KL

 

阪急のケースと違い、こちらは完全に近鉄でしか通用しない呼び方なので、他社でこのように呼ばれることはほぼありません。