「名古屋市営地下鉄の車両がブエノスアイレスにいって、現地で地下鉄として走っている…」と話には聞いていたものの今ひとつ実感が湧かず、「ふーん、そうなんだ」ぐらいにしか思っていませんでした。
しかしYoutubeにある実際に録られている走行動画を見て、同じ地下鉄ファンとしてちょっと感動してしまいました。
今日はその動画を皆さんにもシェアしてご紹介します。
地球の裏側にいった名古屋の地下鉄
見てください。日本の地下鉄っぽい側面にどこか異文化情緒あふれる地下駅……
うん、これは紛れもなく東山線の5000形です。ラインカラーも同じイエローが採用されています。
元動画はこちら。
また、地下鉄と共に収められているブエノスアイレスの街も必見。公園でしょうか、とても美しい街並みです。
ただ、このエリア一帯は治安的にあまり安心出来るところでもないそうで、投稿者様よりこのようなコメントを頂いています。
こちらはターミナル駅レティーロ駅近くの英国塔と呼ばれる場所です。訪問の際は事前の情報収集をお忘れなく。
コメント:Youtubeチャンネル「大都市(メトロ)の記憶」様より
5000形輸出の経緯
この5000形、動画に映っている5000系03編成などの4編成が一旦商社の「丸紅」に売却された後、大阪車輌で整備された上で神戸港からアルゼンチンへ向けて船便で輸出されたのだそうです。
撮影:Osaka-Subway.com
5000形は、世代的に大阪市営地下鉄10系と同じで、アルミ車体やチョッパ制御など随所に共通点を見出すことが出来ます。輸出時にVVVFインバータへの換装も行ったようです。
この他、動画を再生していると300形黄電も見ることが出来、ブエノスアイレスなのに名古屋でいるかのように楽しめます。皆さんも是非御覧くださいね
記事作成協力:Youtubeチャンネル「大都市(メトロ)の記憶」
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