たまに見るのに写真がないランキング第一位であった、愛知環状鉄道。
正直どこを走ってるのかすらあやふやで、315系がたまに行く場所というイメージ程度しかなかったのですが、前々から「何枚かぐらいは写真がないとな」と考えていたこともあり、今回行ってきました。
大阪からは遠い
愛知環状鉄道は、愛知県東部を結ぶ路線です。
JR東海の中央本線や東海道線等とあわせて、愛知県内にて環状線ルートを形成しています。
愛知県東部ということは必然的に大阪から遠いので、これまで今ひとつ通らない場所だったんですよね…
前回のピーチライナーとリニモのついでに立ち寄ったので、今回は八草駅に訪れました。
リニモは八草駅が終点で、愛知環状鉄道に接続しています。
つまりリニモに乗れば藤が丘へと出ることが出来、そのまま東山線で名古屋市街地へと出れるのです。
八草駅はかつて「万博八草」という名前で2005年の愛・地球博への拠点となった駅です。大阪でいう千里中央的な立ち位置でしょうか。
(絶対これ「”」つけてやくざ駅にする人出てくるよ…)と思いながら撮った写真。
電車が…あれ?
愛知環状鉄道は15分ヘッド路線。これは予想通りだったんですが、やってきた電車はなんと2両。
正直4両ぐらいあるのかと思ってたので、いで望遠構図をキャンセルします。
短いので広角にぃぃぃぃ!!!
編成は2両なんですが、ワンマン運転ではなく車掌さんが乗っておられたのが印象的でした。
青いラインの電車は313系と同型で、同社内では2000系と呼ばれる電車のようです。
続いて反対側からも電車が登場。
今度は緑色でした。「別形式かなー」と思って調べると同じ2000系なのだそうです。
当初はこちらの色でしたが、現在じわじわと先程の青色に変わってきてるようでした。
ちなみにやたらと大学生らしき方が多いなと思っていたんですが、八草駅は愛知工業大学の最寄り駅なのだそうです。
帰宅ラッシュ対策なのか、今度は2+2の4両編成でした
行先を見るに、愛知環状鉄道は高蔵寺と岡崎とを結ぶ路線のようです。
東海っぽい
ちなみに、愛知環状鉄道は電車からサインシステムに至るまで、全体的にJR東海っぽさが凝縮されています。
愛知環状鉄道は第三セクター鉄道であり、愛知県・豊田市・瀬戸市などの公的機関とトヨタ自動車が出資者となっていますが、JR東海が株主になっているかは記載が見られず不明です。
おそらくはコストダウンの一環と思われますが、経営的にはとんとんと言ったところのようです。
2021年度の決算では5億600万円の赤字、コロナ前の2019年度では5600万円の黒字でした。
ただしこれは補助金収入があったためで、実質的な営業損失額(赤字)は6000万円となっています。