本日から開催されている「鉄道技術展・大阪」に行ってきました。
2010年から千葉県では毎年開催されていますが、今年は初めて大阪での開催となりました。
会場はインテックス大阪(大阪メトロ ニュートラム中ふ頭駅)。
BtoBがメインのイベントなので、当然ながら来場者は殆どスーツの方ばかり。
270社・団体が参加する大規模な今回のイベントは来場者数も多く盛況のようで、初日は5,328名が訪れたそうです。
こういう趣旨なので残念ながら一般参加は受け付けていませんが、ちょっとしたご縁があって今回参加させて頂きました。
残念ながら、会場内は撮影NGだったので写真はありませんが、文字情報で気になったブースなどをまとめてみました
Osaka Metro

大阪初開催ということもあり、気合い入ってたのが大阪メトロ。4号館に入るとどデカいロゴを構えたブースが登場しました。
展示内容は都市型Maas構想を中心に、高見沢サイバネティクスの顔認証改札、ホームドア隙間の段差解消、30000系の模型の他、株式会社大阪メトロサービスなど関連会社の出展もありました。
総合車両製作所
今回の出店では唯一コンパニオンのお姉さんを送り込むなど、こちらも気合の入った展示でした。
エヴァ風デザインの「ワンマン無人運転支援」をはじめ、Sustinaの映像が流れる3Dプレゼンテーションなどが展示されていました。
近畿車輛
30000A系製造のパネルや、台車技術の展示。
および海外向け鉄道受注案件の実績紹介、スロープ(移動支援開発品)の展示などが行われていました。
JR西日本グループ
関西の雄、JR西日本もグループとして大きなスペースを確保。大鉄工業などの関連企業と一緒に出展していました。
JR西日本テクシアではゲート改札や、サインシステムも展示されていました。
JR西日本新幹線テクノスではモニタ各種、表示機を展示していました。
京阪電鉄
プレミアムカーの自社改造をパネルでプレゼンテーションしていました。
近畿日本鉄道
80000系「ひのとり」の模型や、座席の展示が行われていました。(画像は上本町駅での展示時です)
阪急阪神グループ
「京とれいん」や「阪神9300系」の模型、総合指令卓 防犯カメラなど
日本信号
大阪メトロで試験中の顔認証改札が展示されていました。
TOA
「アナウンスクリエイター」という自動合成音声の作成ソフトが展示されていました。
公式サイト内でも視聴が可能です。どこかで聞いたことがあるような…?
交通電業社
京阪3000系で新しく採用された「彩Visiion」などが展示されていました
新陽社
御堂筋線江坂駅で採用された512色フルカラー発車標や、JR東日本で採用されているLCD式発車標が展示されていました。大阪会場にあわせてなのか、大阪行き表示だったのがユニークでした。
株式会社カシイ
サインシステムなどの製造を手掛ける会社で、ブース内にはニュートラムのものや大阪メトロサイン準拠の「大阪鉄道技術展」と書かれた特注品も設置されていました。
同社の納入事例ページには、
・大阪メトロ中津駅、心斎橋駅、なんば駅
・東京メトロ 虎ノ門駅
・名古屋市営地下鉄 栄駅、金山駅
・京阪電鉄 大江橋駅、なにわ橋駅
・西武鉄道 石神井公園駅、所沢駅
などが掲載されています。
その他
サカイ・シルクスクリーン…喋る点字ブロック
鉄道情報システム…勤務シフト作成お助けマン
鉄道軌材…文字表示踏切
清田軌道工業…清田式踏切
会場前では自動運転バスも
インテックス大阪の会場前では自動運転車両のモデル運転が行われており、ここぞとばかりに来場者へアピールする姿も見られました。
バスは予約制で、以前Osaka-Subway.comでご紹介した柏ナンバーの車両が再び使われています。
扉が空いていたので少し中を覗いてみました。
ドライバレスなだけあって、前後に座席があるのが不思議な空間です…。
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