10月1日より、大阪市立中央図書館が「辰巳商会 中央図書館」と企業の図書館のような名前へ変わりました。
これは、大阪市がネーミングライツ(命名権)制度を中央図書館に実施したのが理由で、辰巳商会という会社さんが1年間あたり200万円(税抜)で契約成立、名前が切り替わっています。
大阪市では、平成31年3月4日(月曜日)から令和元年8月30日(金曜日)まで、先着順により市所有施設においてネーミングライツパートナーを募集しておりますが、このたび、大阪市公共施設等ネーミングライツパートナー審査委員会を開催し、中央図書館のネーミングライツ優先交渉権者が次のとおり決定しました。
4.提案ネーミングライツ料
2,000,000円(年額、消費税抜き)5.希望愛称使用期間
2年間6.希望愛称名
辰巳商会中央図書館出典:中央図書館のネーミングライツ優先交渉権者が決まりました
https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000474842.html
ただ、正式名称は大阪市立中央図書館のままです。
以前から変わることは認識していましたが、10月になって実際に看板類が変わって話題になりつつあり、私も実際に何が変わったのかを見てきました。
外観
表玄関
表玄関の外観から見てみましょう
わー……本当に変わっている…
メインの看板はもちろん切り替わっています
以前のもの。細かいところでいうと、フォントが新ゴになりました
入口案内も、もちろん変更。ちなみに隣接する大阪市公文書館については知名度も低いためかそのままです。
地下鉄連絡口
地下の地下鉄連絡口も見てみます。こちらもしっかりと「辰巳商会」へと変わっています。と同時に、Osaka Metro表記にも。
ただ、大阪メトロ側の案内には特に変化がなく、これまで通り「市立中央図書館」表記となっていました。
案内掲示にはネーミングライツ制度を実施したという表記があります。
裏口・駐車場
こちらは裏口(西入口)。
大阪市史編纂所があるのですが、こちらも公文書館と同じくそのままでした
タイムズの駐車場についてはネーミングライツ適用外となったようで、「大阪市立中央図書館」の名を残していました
案内も中央図書館のまま。
余談ですが、図書館内にあったライブラリーショップ(ヤマザキ)が閉店していました。