どう見ても大人向きでしょうこれは…。
タカラトミーは、のぞみ号の運行30周年を記念したプラレール『 「のぞみ」30周年記念 300系ノスタルジックサウンド仕様』を2022年3月に発売すると発表しました。
4両編成でのセットで、モデルは300系J2編成(量産化1本目の車両)です。
注目は…
で、この300系プラレールはサウンド機能付きでアナウンスが収録されているのですが、なんと新大阪行きのアナウンスに伝説の「名古屋飛ばし」のものが収録されているようなのです。
製品紹介ページにおいて、「新大阪行き車内アナウンス」と「東京行き車内アナウンス」が収録されているとの説明があるのですが、新大阪行き車内アナウンスだけ名古屋・京都が通過する事態になっています。
名古屋飛ばしとは
1992年に設定された「のぞみ301号」の停車駅が東京・新横浜・新大阪の3駅だった(名古屋と京都を通過)ことで大騒動となった話です。
JR東海としては、早朝に運行される1本だけの列車だったので「説明すればわかってもらえる」との立場だったのですが、予想に反して名古屋財界が猛反発。国会議員まで巻き込んだ一大騒動となったのでした。
結果的には「1本だけ」という説明が功を奏し予定通り「のぞみ301号」の運行を開始、1997年に500系「のぞみ1号」に統合される形で姿を消したのでした。
もちろんあくまでプラレールとしての製品化であり、アナウンスは完全一致のものではなく「プラレール用にアレンジされている」との注意書きもあります。
しかし、
・登場当初の300系をイメージ
・よりによって東京行きは全停車なのに新大阪行きだけ名古屋・京都通過
というあたり、これは狙ってきてる感じですね…。笑
関連リンク
参考文献
1) タカラトミー「プラレール 「のぞみ」30周年記念 300系ノスタルジックサウンド仕様」