【相鉄】新形式「21000系」登場!目黒線直通用?

【相鉄】新形式「21000系」登場!目黒線直通用?

相模鉄道は、東急との直通用の新形式として「21000系」を新たに導入すると発表しました。

設備投資計画発表に伴い明らかとなったもので、「相鉄・東急直通線用の新型車両」の導入となります。

 

相鉄グループでは、2021 年度に運輸業において、総額 165 億円(鉄道事業 157 億円・バス事業 8 億円)の設備投資を実施します。
鉄道事業〔相模鉄道㈱:本社・横浜市西区、社長・千原 広司〕では、駅ホームにおける安全と安定輸送を確保するため、全駅へのホームドア設置に向けた整備工事を進めており、今年度は、西谷、希望ケ丘、鶴ケ峰、かしわ台、瀬谷、相模大塚、さがみ野の 7 駅に順次設置します。また、2022 年度下期に開業を予定している相鉄・東急直通線用として、前年度までに導入した「20000 系」7 編成に続き、今年度は新型車両となる「21000 系」を 4 編成導入します(中略)

○新型車両「21000 系」の導入
2022 年度下期に開業を予定している相鉄・東急直通線用の新型車両「21000 系」を順次導入します。
今年度は、4 編成・32 両を導入する予定です。

出典:https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2021/pressrelease/pdf/r21-52-cez.pdf

 

目黒線用?

発表されたイメージ図から見るに、20000系のマイナーチェンジ版といった感じですね。

これまで投入されてきた20000系は10両編成でしたが、21000系は8両編成になります。2022年3月までに4編成がまず出揃う予定です。

相模鉄道は、2022年に東急との直通運転を控えており、同時期に発表された2022年度の設備投資計画に「電車代替工事(東急目黒線相直車両新造)」とあることから、今回導入される21000系は目黒線への直通列車と推測されます。

 

 

沿線のブランド力を上げるため、阪急に倣いYNB(横浜ネイビーブルー)化を推し進める相鉄。

今期決算では130億円の赤字を出していましたが、それを恐れず果敢に設備投資(2021年度は165億円)を進めていて、軸がしっかりしている印象を受けますね。

 

関連リンク

【相鉄】新7000系引退イベントを11月に実施(事前応募制)

 

参考文献

相鉄HD『2021年度 鉄道・バス設備投資計画 安全対策とサービスの向上に総額165億円【相鉄グループ】

相鉄HD『2021年3月期決算説明資料

 

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