いや~~~~…TOMIXのリバティに続いてマイクロエースまでもが続きますか…
鉄道模型メーカーのマイクロエースは、近鉄26000系「さくらライナー」のNゲージ製品化を発表しました!2022年上半期発売予定とのことです。
近鉄26000系「さくらライナー」 更新車 第1編成 4両セット
近鉄26000系「さくらライナー」 更新車 第2編成 4両セット・2022年上半期発売予定
・2編成を連結して8両編成での走行が可能
・前面下部標識灯など第1編成と第2編成の違いをきっちりと作り分けます
・製品仕様・価格・品番などは未定。決定次第追ってご案内とのことです参考:http://www.microace-arii.co.jp/news/img/kt26_kettei.jpg
…こないだもこういうことありましたよね?
そう、TOMIXの東武リバティです。
狙い撃ちされている…?
撮影:なんぴょん様
元々はポポンデッタが先に東武リバティの製品化を発表。2020年8月に発売予定としていましたが、納期遅れを繰り返し、遅々として販売が進まない状況が続いていました。
そこに迅速な量販体制を整えている大手メーカーのTOMIXが2021年6月に発売を発表。あわてたポポンデッタはなんとか2021年1月にようやく発売を開始しています。
ポポンデッタが先行して発売を発表(2020年8月発売予定)
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遅れを繰り返す(2020年12月→2021年1月)
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TOMIXがリバティ発売を発表(2021年6月発売予定)
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ポポンデッタ、キャンセルが続出←今ここ
また、阪急や西武でも同じようなことがあったそうです。
追加
ポポン、阪急1000/1300系を発表(車体幅は両者の中間)
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GM、阪急1000/1300系を作り分けた上で製品化発表ポポン、西武20000系製品化発表
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GM、西武20000系を発売開始ポポン、リバティ発売開始前に11月末には間に合うとTwitterで吹聴。
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結局間に合わず◁ここから大きく問題に— とさろく (@ef651036jrf) January 20, 2021
今回、同様のケースがさくらライナーでも起こったことになります。
なんかもう、既存メーカーから狙い撃ちされている感じがありますね。
ポポンデッタのさくらライナーについて、予約していただいた皆様全員キャンセルして頂く方向です。大変申し訳ございません。
— 鉄道模型 チヨダレールセンター (@chiyoda535) January 20, 2021
この動向を受けて、一部鉄道模型販売店においては「ポポンデッタ製さくらライナーの予約をキャンセルする」という事態も出てきています。
どちらが有利?
ポポンデッタの発売予定時期は2021年中、マイクロエースは2022年上半期中としており、販売時期としては先に発売できるポポンデッタが有利。
しかし先にも書いたように、ポポンデッタはこれまで毎度納期遅延を引き起こしているメーカーなので、実質的な発売時期は殆ど同時期になるのではないのでしょうか。
ただ、TOMIXと異なりマイクロエースも比較的納期遅れを起こすメーカーなので、両者が遅れまくる…というケースもありますね。果たしてどちらが先に販売できるのでしょうか。
気になるのは、マイクロエースのさくらライナーは01・02編成の作り分けを行う、という点です。
さくらライナーは初期車・増備車によって微妙に仕様が異なります。最もわかりやすいのは目(標識灯)の部分です。
厳密に再現するのなら、SL01+SL02の重連運用を模型で楽しむには作り分けを公言しているマイクロエースの方を選ぶことになりそうです。
ポポンデッタ製品ではこのあたりの言及がなされていませんが、果たしてどうなるのでしょうか。
両者の仕様まとめ
マイクロエース | ポポンデッタ | |
原型車両設定 | なし | あり |
更新車両設定 | あり | あり |
SL01・SL02作り分け | あり | 不明 |
価格 | 不明 | 4連 ¥21,000+税 |
販売時期 | 2022年上半期中 | 2021年中 |
こうやは…?
余談ですが、2018年から製品化を予告している「南海こうや30000系」については未だに販売できておらず、ユーザーからの失望の声が上がっています。