京都市交通局は、烏丸線にて用いられている列車案内表示器(発車標)を、2022年11月から新しいものへ順次更新すると発表しました!
新しい発車標は東西線と同様、LCDディスプレイタイプとなるようです。
また、この更新に合わせて改札口にも新たに設置するとしています。
新タイプの仕様
こちらがホームへ設置されるタイプ。
現行モデルは3色LED式ですが、更新後はフルカラー液晶になり4カ国表示が可能となります。
また、異なる行先が多い烏丸線では嬉しい次の列車の表示も。
そしてこちらが駅改札口に設置されるタイプです。竹田駅以外の全駅へ設置されます。
参考までにこちらが東西線で用いられているタイプ。2015年にこのモデルへ更新されました。
表示のフォーマットも東西線と同じであることから、同一メーカー製でしょうか。
導入スケジュール
新型発車標の導入は、2022年11月に九条駅からスタート。2024年3月までに全ての駅に設置予定です。
・2022年度:7駅
(九条駅、烏丸御池駅、四条駅、五条駅、京都駅、十条駅、くいな橋駅)・2023年度:8駅
(国際会館駅、松ヶ崎駅、北山駅、北大路駅、鞍馬口駅、今出川駅、丸太町駅、竹田駅<改札は除く>)
このうち、北山駅については配置を見直して現行の6台から4台に削減。一方で四条駅は死角となり見えない北階段下にも新たに設置し、現行の4台から5台に増設となります。
20系と共に
新型車両20系の導入にあわせて、各所で更新工事が進む京都市営地下鉄(烏丸線)。
厳しい財政状況ではありますが、頑張って欲しいですね。
関連リンク
参考文献
京都市交通局「地下鉄烏丸線ホームの列車案内表示器の更新及び改札階への新設について」