「ポリティカル・コンパス」という、個人個人が知らず知らずのうちに考えている、潜在的な政治的思想を数値化してグラフに表す考え方があります
興味のある方はこちらから診断出来ますので是非どうぞ
私の結果は図中のオレンジポイントのところで、「ほぼ真ん中、若干思想は革新、経済は右派」のようでした。
グラフの縦軸は、政治的価値観を示します。上に行くほど(値が10に近いほど)保守、下に行くほど(値が-10に近いほど)リベラルであることを示します。
グラフの横軸は、経済的価値観を示します。左に行くほど(値が-10に近いほど)経済左派、右に行くほど(値が10に近いほど)経済右派であることを示します。
判定結果は下記の通りです。政治的な右・左度(保守・リベラル度)
-1.4
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)0.74
あなたの分類はリベラル右派
です。http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html
やってみたきっかけ
なぜこんなことをしたのかというと、JR北海道のダイヤ改正において、中道右派の読売新聞と左派の北海道新聞とで、報道の仕方がかなり変わっていたことが気になったからです。
JR北海道のダイヤ改正で、JR函館線の札幌―旭川間に特急「ライラック」が4日、復活した。列車の名称に「ライラック」が使われるのは10年ぶりで、4日から運行が始まった。北海道新幹線開業に合わせて廃止された特急「スーパー白鳥」(函館―新青森間)で使われていた789系で札幌―旭川間を1日14往復する。(中略)
札幌の実家へ帰省するため、網走発の特急「大雪」で旭川駅に到着し、ライラックに乗り継いだ北見市の主婦酒本由香理さん(39)は、「同じホームの向かい側への乗り換えだから、想像していたより不便に感じなかった。(ライラックは)色合いもきれい」と話した。
特急「ライラック」復活 – 読売新聞 2017年3月5日
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170305-OYTNT50003.html
JR北海道の4日のダイヤ改正に伴い、宗谷線は稚内と札幌を直通で結ぶ特急が減便され、旭川駅での乗り換えを迫られた利用者から不満の声が上がった。道内最北の稚内駅で同日、旭川行きの特急サロベツに乗り込んだ稚内市の男性(70)は「稚内がどんどん見捨てられていく」と憤った。
稚内発午前6時36分のサロベツ2号。東京出張のため札幌経由で新千歳空港に向かう稚内市の公務員、伊林侑亮(いばやしゆうすけ)さん(33)は「乗り換えは面倒くさいが、仕方がない」と話した。
「稚内見捨てられていく」-。JR北海道ダイヤ改正 宗谷線・石北線 旭川乗り換え増や特急減便 「大雪」復活にファンの姿も – 北海道新聞 2017年3月5日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170305-00010000-doshin-hok
いかがでしょう。読売新聞と北海道新聞では、乗換の手間さで言ってることが全く違いますね。
この手のインタビューは各々が違った意見を持っているので、別れるのは当然のことなんですが、これをどう取り上げるのかが、新聞社によって全く変わってきます。
おそらく、北海道新聞にインタビューされた人の中には好意的に乗換の件を語った人もいたと思います。しかし北海道新聞の編集の中でそれを遮り、敢えて反対意見だけを掲載しています。
「新聞は公正ではない」
何気なしにJR北海道ダイヤ改正の報道を読んでいたんですが、ここまで違うんですねぇ
「稚内見捨てられていく」 JR北海道ダイヤ改正-北海道新聞https://t.co/YvzlCwv1Wx
特急「ライラック」復活 – 読売新聞https://t.co/h9pZVcvgTb
— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) March 5, 2017
民間の報道というのは、公正なものではありません
必ずお金や人脈の力で、どちらか向けに「良し」とする思想があります産経新聞が最も右(自民・公明党系)で、鉄道系に強い朝日新聞は最も左(民進・共産党系)です
— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) March 5, 2017
これに気づくのって結構大事なことなんですが、新聞って基本的に公正じゃないんですよ。
この認識を持つと、なんとなしに「騙されてた!」という被害意識も変わってきます。新聞は起こった事実を元に、それぞれの思想のニュアンスを加えながら必ずどちらかに偏って報道するんです。