叡山電鉄は2025年2月1日から、700系・デオ721号車をデビュー当時の「アイボリーとマルーン」のカラーリングに変更し、「リバイバル721」として運行を開始すると発表しました。
700系は現在順次リニューアルを行っていますが、最後の未施工車であるデオ721のリニューアルを行う前に、今回の原色塗装復刻を行うようです。
叡山電鉄は2025年9月27日をもって創業100周年を迎えることから、この記念事業としての意味合いもあるようです。
概要
車両:721号車(700系デオ720形)
編成数:1両
運行期間:2025年2月1日(土)~2025年5月6日(火・休)
リバイバル車両の運行期間中、ロゴマークの貼り付け等、過去に存在したバリエーションを再現する予定です。
また運行初日となる2月1日には、修学院車庫にて記念の撮影会も実施されます。(参加費:大人3,000円)
<詳細はこちらのリリースを御覧ください>
700系について
700系は、1987年に登場した初めての冷房車両です。
2両編成である800系・900系は鞍馬線で用いられますが、この700系は単行を活かして主に八瀬比叡山口方面の本線で用いられます。
昭和末期デビューとは思えない、少しクラシカルなスタイルなのが特徴です。
700系は、実はあの「ひえい」の種車でもあります。見た目が全く異なるのでわかりにくいですよね。
関連リンク
参考文献
叡山電鉄株式会社「~ 700 系最後の未リニューアル車両を登場時のカラーリングに変更 ~「リバイバル 721」を 2025 年 2 月 1 日(土)から運行します・運行開始初日には、車両展示撮影会を開催」