JR東日本は、仙台地区の都市路線である「仙石線」(あおば通~石巻間)へ新車E131系を投入すると発表しました。
投入本数は4両編成x14本(56両)で、現在運行している205系を置換えます。
運行開始は2025年度の冬頃からを予定しています。今からちょうど1年後ぐらいになりますね。
仙石線へ新車が投入されるのは、前身となる宮城電気鉄道のモハ810形以来、79年ぶりとなります。
将来的にはワンマンへ
E131系は、既に宇都宮線や相模線などへ投入されているモデルですが、仙石線への投入車両は貫通扉が省略されているのが特徴です。
車内の様子。
E131系の投入で将来的に205系を全て置換えた後、仙石線はワンマン運転を行う予定です。
現在運行されている205系は、2002年に元山手線の205系を改造して登場。ヘッドライトが上部へ移設されるなど、一見205系らしくない顔つきが特徴です。
205系は現在19編成が配置されており、今回の投入発表本数だけでは5本程度が不足することになります。
このこともあり、ワンマン運転開始の時期についてはまだ未定となっています。
関連リンク
参考文献
- JR東日本 東北本部「仙石線への新型車両投入について」